やまぐにほいくえん
年中組のたけしと年少組で妹もよしこが、やまぐに保育園に入園してからの1年間がいくつかのお話になっています。
隣の山で山菜採りをしたり、タヌキの世話をしたり、自然に囲まれたやまぐに保育園ならではの出来事が描かれていたり、年長児やクラスの友達とのやり取りが描かれていたり、子どもたちの純粋な心模様とともに心身の成長の様子を読み取ることができます。
子どもの目線からも大人の目線からも楽しめる本だと思います!
やまぐにほいくえん
年中組のたけしと年少組で妹もよしこが、やまぐに保育園に入園してからの1年間がいくつかのお話になっています。
隣の山で山菜採りをしたり、タヌキの世話をしたり、自然に囲まれたやまぐに保育園ならではの出来事が描かれていたり、年長児やクラスの友達とのやり取りが描かれていたり、子どもたちの純粋な心模様とともに心身の成長の様子を読み取ることができます。
子どもの目線からも大人の目線からも楽しめる本だと思います!
おおきなおおきなおいも
明日はいよいよいもほり遠足。子どもたちはとっても楽しみにしていましたが、なんと次の日の朝、雨が降っていました。残念なことにいもほり遠足は中止になってしまいました。残念がる子どもたちに先生は「待てば待つほどおいもは大きくなるよ」と声を掛けます。それを聞いた子どもたちは、紙をたくさんつなげて大きな大きなおいもを描きました。すると、先生は「こんな大きなおいも、どうやって掘り出すの?」と尋ねます。ここから子どもたちの素敵な創造の世界が膨らんでいきます。
子どもたちの空想に引き込まれること間違いなしです!
うどんできた!
うどんの作り方がわかる絵本です。粉をこねている時の手の感触や足で踏んでいる時のふわふわした感じが絵本から伝わってきます。
絵がとってもリアルで、うどんが美味しそう!この絵本を読んだらうどんが食べたくなりますよ♪
おいも!
幼稚園でも毎年育てているさつまいも。秋の楽しみといえば、おいもほり!おいもを掘る時の子どもたちのきらきらした笑顔、おいもを掘る時のわくわくした気持ち、掘り当てたおいもを持って帰る時の誇らしげな気持ち。そんな心を思い出させてくれます。あつあつの焼き芋食べたら、どうなっちゃうの?めくるのが楽しくなる、読み聞かせにぴったりの絵本です。
かぜがつよいひ
風が強い日に、姉弟が家の中でしりとりをして遊ぶことにしました。お母さんはお買い物に出かけています。家の外ではしりとりで出てきたものが、強い風に吹かれてどんどん飛んでいきます。「しんぶんし」⇒「シャツ」⇒「つりざお」⇒「おうむ」⇒「むしめがね」といった具合です。最後には「おかあさん」あらっ!「ん」がついてしまいました!そこでお母さんが買い物から帰ってきます。頭に「するめ」を付けて。笑
絵がとってもリアルで、じっくり眺めたくなります。しりとりのスピード感もあり、どんどんページをめくっていきたくなる絵本です。
まほうの夏
都会で暮らす子どもたちにとって田舎で過ごす夏休みはどんなに刺激的なことでしょう。都会では体験できない本物の自然の中でのびのびとした遊びや新鮮な食事といった、田舎ならではの魅力が存分に描かれています。森や川、海などでの忘れられない、魔法のようなひと時を送った子どもたちが、都会へ戻るときに見せる真っ黒に日焼けをして誇らしげな表情が印象的です。
やさいのおなか
「これなあに?」白黒の野菜の断面が描かれていて、次のページに色のついた断面と正解の野菜が載っています。
この絵本を読むと、自然と野菜に興味を持てるかもしれません。嫌いな野菜があっても「食べてみよう!」という気持ちになれるといいですね。♪
あめふり
ばばばあちゃんが、ずっとやまない雨に怒っていろいろなものを燃やしていくと煙がモコモコと雲まで届きました。煙で鼻がかゆいかみなりたちがくしゃみをすると、なんと雲とかみなりが落ちてきた!落ちてきたかみなりと雲はどうなってしまうのでしょうか?
ばばばあちゃんの奇想天外な発想と力強さに、驚かされる絵本です。またかみなりたちが雲を洗ったり絞ったり干したりそしてかみなりの数がすごくたくさんいて、一人一人の表情を見るのも楽しい絵本です。
でんしゃがきました
でんしゃがガッタンふみきりカンカン。ねずみさんの待っている駅にチーズの路面電車がきました。うさぎさん、らいおんさんなどいろんな動物の駅にも電車がやってきて、最後はわたしの駅。わたし駅にはどんな電車が来るのでしょうか・・・
おいしそうな食べ物がたくさんでてきたり、リズミカルな繰り返しの文があるので、楽しく読み進めていくことのできる絵本です。
にじいろのさかな
にじいろに輝くうろこを持った、世界で一番美しいさかな。しかしにじうおはいつもひとりぼっちでした。「僕はこんなにきれいなのに、どうしてだれも好きになってくれないのだろう…」この悩みを、賢いタコのおばあさんに打ち明けると「きらきらのうろこを他の魚に分けてあげるといい」と教えてもらいました。でもにじうおは、自慢のきらきらうろこを分けてあげると自分が一番美しい魚ではなくなってしまうので、ためらってしまいます。にじうおは友達ができるのでしょうか?
わたしのかさはそらのいろ
新しい傘をさすのは、とっても楽しみなことです。その傘が空の色ならなおさら、雨の日もいい天気で楽しくなります。空色の傘を歌いながらさしていると、「いーれて」といろいろな動物が傘の中に飛び込んできます。不思議なことに傘が入ってきた人数に合わせて大きくなっていきます。大きな傘の中で遊んでいると、「虹がでたよう」と誰かの声。雨が止んできれいな虹が出ていたのです。
大好きな傘があると、雨の日も楽しいですね♪
だるまちゃんとかみなりちゃん
だるまちゃんはかみなりちゃんの落し物を拾おうと奮闘し、かみなりちゃんはお礼に素敵なところに連れて行ってくれます。雲の上はこんな感じなのかなとワクワクするお話です。
50年以上愛されているだるまちゃんシリーズの2作目です。今まで描かれてきたてんぐちゃんやうさぎちゃんなど、全てのキャラクターが登場するだるまちゃん音頭もあるんですよ♪お子様とだるまちゃんシリーズを思い返しながら体を動かすのも楽しいかもしれませんね。
げんこつやまのたぬきさん
この絵本は、おなじみのわらべうた「げんこつやまのたぬきさん」のうた絵本です。長野ヒデ子さんの優しい絵と、アレンジが楽しい、歌いながらページをめくっていける絵本になっています。
たぬきさんのほかに、うさぎさん、おつきさまも登場し、それぞれの親子の姿を描いています。
絵本を通じてお子様と歌を歌ってみてください♪
おおきくなったらなにになる?
「おおきくなったらなにになる?」という題名の絵本。お百姓さんに始まり、音楽家・アナウンサー・コックさん・消防士・秘書…たくさんの将来の夢がページをめくるたびに現れます。この中に大きくなったらなりたいものが見つかるかもしれません。この絵本を読んで親子で話し合ってみてはどうでしょうか?きっと素敵な夢が見つかります♪
ディック・ブルーナのわかりやすくて見やすい絵が子どもたちの目をひきつけてくれます。
せいちゃん
せいちゃんは、お隣の男の子。三輪車でぼくの家にいつも遊びに来るのです。ぼくとせいちゃんは、とっても仲良し。これからもずっと一緒だと思っていましたが、せいちゃんは、ある日引っ越していってしまいます。ぼくはせいちゃんに手紙を書いて返事をもらいました。「春になったら行きます」と書いてあります。春になったら、せいちゃんは来るのでしょうか?
友だちの大切さを知ることのできる絵本です。
はまべにはいしがいっぱい
子どもたちの大好きな石がモノクロで描かれた絵本です。
浜辺の石はいろんな色や形をしていて、まったく同じものは二つとありません。そして石は、いろんなものに見えます。子どもなら特に。
この絵本には、そんな石の魅力がいっぱいに詰まっています。
さかなの形をした石、がちょうみたいな石、数を教えてくれる石、そして素敵な顔の石。言葉も少ないこの絵本を、じーっと見つめて、親子で石の形の話しをしてみてください。
ふつうに学校にいくふつうの日
ふつうの男の子がふつうの学校にいくと、全然ふつうじゃない先生が教室に入ってきました。先生は子どもたちにまず音楽を聞かせ、それを聞いて頭の中に浮かんだ絵を描くように言います。ふつうの男の子は、このふつうじゃない授業がなんだか面白くて夢中になりました。
「先生とはこうありたい。」と、私たち幼稚園の先生が思ってしまう先生が出てくる絵本です。こんな楽しい毎日を子どもたちとおくれたら、なんて幸せなんでしょう♪
どうしてないているの?
小さな子どもは、ちょっとしたことですぐに涙を流します。この絵本の女の子も、「だってお豆が嫌いなんだもの」「だってクマちゃんの目が1つ取れちゃったんだもの」・・・涙を流しているわけを話しているうちに女の子はどうなっているのでしょうか?
子どもならではの特徴をよくとらえている絵本です。
みどりいろのたね
主人公のまあちゃんがえんどうまめの種を植えるときに、口に入っていた緑のメロン飴も一緒に植えてしまいます。土の中では、種と飴が大喧嘩を始めますが、種たちが順番に飴をなめて美味しさに仲直り。まあちゃんは水やりをしてくれないので飴を栄養源に芽を出し大きく生長しました。収穫したえんどう豆は一体どんな味がしたでしょうか?
作物を育てることに親しみがある池上台幼稚園の子どもたちは、この物語を読んでどんなことを思うのか、ぜひ読んでみてください!
ホットケーキできあがり!
ジャックは、朝起きてすぐに、「今日はでっかいホットケーキが食べたいな」と思います。そこから、畑で小麦を収穫して粉にして、卵はにわとり小屋へ、牛乳は牛小屋へ取りにいきます。ホットケーキは食べられるのでしょうか?
この絵本を読むと、食材はどのように手に入るのかがよくわかります。他の食べ物についても、親子で話し合ってみると楽しいですね♪
なにかがいる
ページに隠れている生き物を探します。一見見ただけではわからない擬態した虫や周りに同化した動物などの生き物を発見したときは、とっても嬉しいです。大人でもすぐにはわからないので、親子で探してみてください♪
おもち!
「こねこね」「ぺったん」「もちもち」「むにゅ~ん」、おもちの伸びる、くっつく感じが絵本から伝わってきます。つきたてのおもちの美味しそうなこと!おもちつきをしておもちを食べたくなってしまいます。お正月などに読むのも良いのではないでしょうか?
大ピンチずかん
この図鑑は、世の中の様々な大ピンチを紹介しています。中にはくすっと笑えるピンチがいっぱい!「そうそうそう!」と共感できること間違いありません!この図鑑を読んで、ピンチにどう対処するか考えておくと良いかも!?
おつきさまのパンケーキ
この絵本は、縦にページを開いて読みます。
お月さまからパンケーキの種がぽたぁんと落ちてきます。それをあわててフライパンで受け止めて、ジュージュー焼いたら・・・美味しいパンケーキができました!
この絵本を読んだら、お月さまを見るとお腹がすいてくるかもしれませんね♪
チャイルドブックのちいさな昔話51話
この絵本は月間保育絵本『チャイルドブック』に掲載された、小さいコマ絵とお話を短い文章で綴った昔話51話です。「いっすんぼうし」「うらしまたろう」などの日本の昔話と「あかずきん」や「大きなかぶ」などの世界の昔話があり幼児期に必ず一度は読んでおきたい名作ばかりです。
コマ絵の形式になっているのでわかりやすくておもしろく、文字を覚え始めた子どもたちにも苦労せず読み進められる長さなので読み聞かせにも子どもが一人で読むのにもぴったりです。
ゆうちゃんのみきさーしゃ
ゆうちゃんがおやつに食べたおかしの缶を転がし、止まった缶の上にコップをのせると、みきさーしゃに大変身したのです。
ゆうちゃんはみきさーしゃに乗り、食べ物を探しに旅にでます♪いったい何を見つけることができるのでしょうか。また、見つけた食べ物を乗せたみきさーしゃからはいったい何がでてくるのでしょうか。不思議でワクワクする絵本となっております!!
つきのぼうや
空の上のお月さまが下を見ると、地上の池の中にもお月さまがいることに気が付きました。気になって池の中のお月さまを連れてきてほしいと『つきのぼうや』にお願いをしました。『つきのぼうや』は飛行機や鳥に出会ったり、月に似ている風船やボールを見つけます。そして、ついに池の中に飛び込みました。池の中には魚がたくさん住んでいて、つきのぼうやに興味津々。すると、ぼうやはあるものを見つけました。そのあるものとは一体何なのでしょうか。そして、ぼうやは空にいるお月さまに地上のお月さまを連れていくことはできるのでしょうか。
『つきのぼうや』と一緒に冒険をしているように感じる絵本です。
おつきさま こっちむいて
夕方西の空に見た月は、横を向いた細い三日月。「おつきさまこっちむいて」と男の子は月に呼びかけます。そのあと男の子が見つけたのは、飛行機雲を見ている月、自転車にどこまでもついてくる月、雲とかくれんぼする月。だんだん月の形が変わってきましたが、なかなかこっちを向いてくれません。
誰もが一度は思ったことのある月とのかかわりが描かれています。
セロ弾きのゴーシュ
ゴーシュは町の音楽会でセロを弾く係でした。しかし、あまり上手く弾けず、楽長にひどく怒られてしまいます。音楽会まであと少しだったので、ゴーシュは帰ってからもセロの練習を一生懸命していると、毎晩動物たちがやってきます。動物たちの訪問によってゴーシュは、気付かぬうちにセロの腕を上げていきました。
音楽会当日、演奏は大成功しましたが、楽長がゴーシュをアンコールに指名しました。一人舞台に立ったゴーシュは、セロを上手く弾けたのでしょうか?また、楽長や楽団のみんなの反応はどうだったのでしょうか?
難しい内容ですが、他人の声に耳を傾けることも大切さを教えてくれる絵本です!
はしれちいさいきかんしゃ
大きな駅の構内で、貨車を引いて働く小さな機関車がいました。遠くへ行かせてもらえない機関車はせめて隣町に行ってみたいと思っていました。
ある朝、整備士の目を盗んで小さな機関車は駅を脱走して隣町へ向かいます。初めて見る風景に胸を躍らせながら走り、人々を巻き込みながら隣町へ。再び駅に戻るまでの機関車の冒険を描きます。
あちこちを生き生きと走りまわる機関車は喜びにあふれており、読んでいて笑顔がこぼれる絵本です。
しょうとのおにたいじ
しょうとという1羽のかわいい小鳥がおりました。しょうとは3つのたまごを産み毎日可愛がって育てていました。ある日しょうとが留守にしていたときのこと、山から鬼がやってきて大切なたまごを3つとも食べてしまいます。しょうとが泣いていると、どんぐりがやってきて、「ちいさいものは あたまをつかわにゃ。ちえでやっつけようじゃないか」という言葉に鬼退治へ行くことを決めました。鬼のやかたへ行く途中、カニ、蜂、牛、うす、なわが仲間になり、知恵を振り絞って作戦を考えます。小さなしょうとたちは、大きな鬼を退治することができるのでしょうか?
どうぶつしりとりえほん
どうぶつの名前のしりとり絵本です。
しりとりのおもしろさも、実物の忠実な姿も学べる絵本です。
1ページずつ動物とその名前がしりとりになっているシンプルな構造なので、子どもにもわかりやすく、しりとりを楽しめます。
また、動物の絵も特徴を描き、本物の姿を伝えることができることや、親子の違いも見つけて楽しむことができます。
最後には、「まだまだつづけてね。」と終わるので、絵本をきっかけにしりとりを続けて遊んでみてください。
うさこちゃんのさがしもの
ある朝、うさこちゃんが目を覚ますと一緒に寝ていたはずの大切なくまさんがいなくなっていました。一日中、家の中を探したり、いろんな人に聞いて回りますが、くまさんはどこにもいません。夜、泣きながらベッドに入ると・・・
小さい頃に誰でも1度は経験したことがあるはずという身近なお話で、子どもの頃を思い出させてくれる絵本です。
ぽんたのじどうはんばいき
お願いするとほしいものがでてくる自動販売機。自動販売機にあこがれたぽんたは段ボールで作りました。箱の後ろに隠れているぽんたは、お金の代わりに葉っぱと引き換えで、森のみんなのほしいものをどんどん出してあげます。ぽんたは葉っぱを色々なものに変えるのが得意中の得意なのです。
子どもたちにとってはとても魅力的な機械なのに、この絵本では次から次に品物が飛び出してくるので、すっかり心を奪われてしまいます。
自分だったらなにがほしいかな?とを膨らませながら読んでください!
すいかのたね
ある日、ばばばあちゃんがすいかの種を植えました。それを見ていたネコは、何を隠したのか気になって掘り返し、すいかの種だとわかると「なあんだ、つまんない」と地面へ戻しました。それを見ていたこいぬが…。何度も掘り返されたすいかの種は「いいかげんにしろ」と怒り出します。怒ったすいかは芽を出してどんどんと大きくなります。大きく実ったすいかの一言にクスッときます。
夏は大きなスイカをパカッと割って食べたくなる絵本です♪
おしょうとこぞう
何をもらってきても独り占めしてしまうケチなおしょうさんに困ったこぞうたちは、どうにか自分たちに分けてもらえないものかと試行錯誤します。小僧は和尚さんから貰い物を分けてもらうことはできたのでしょうか。
小僧たちの一生懸命さがクスっと笑えるお話です。家族みんなで読んでください。大爆笑間違いなしです!
おっこちゃんとタンタンうさぎ
おっこちゃんが5歳誕生日にパパに買ってもらったのがうさぎのぬいぐるみのタンタンです。不思議なことにタンタンとおっこちゃんはお話ができます。
引っ越してきたばかりのおっこちゃんは、お友だちが話しかけても恥ずかしくて声が出ませんでしたが、タンタンの力を借りてたくさんのお友だちを作っていきます。ぬいぐるみとおしゃべりしながら、たくさん遊んでいろいろな冒険をして…。楽しい1年間が描かれています。
どこからが夢なんだろう?いつもの日常が非日常に感じる、こんなことができたらいいのになぁ、と思えるような絵本です。
とうさんはタツノオトシゴ
ほとんどの魚は、卵を産んだ後はそのままどこかへ行ってしまうけれど、卵が孵化するまで大切に守り育てる魚がいます。それは一体どんな魚なのでしょうか。卵を守るお父さん魚たちをタツノオトシゴ父さんが励ましながら泳いでいきます。海のいろいろな魚の生体を知ることができて面白いです!
ページとの間に透明のページが挟まれていて、イラストを重ねて立体的に見せる仕掛けが楽しめます。
ゴリラのおとうちゃん
のんびり木陰でお昼寝中のゴリラのおとうちゃんのところに、ゴリラの子がやってきて、「あそんで~や」とお願いします。おとうちゃんは、さすがの力持ちで、いろいろなダイナミックなからだ遊びで遊んであげます。
ゴリラ親子の関西弁も面白く、楽しい絵本です。
この絵本を読んで、親子で真似してみて下さい♪
ねずみのおよめさん
昔、ねずみの夫婦が住んでいました。子どもがなかなかできず、神様にお願いすると、娘が1匹生まれました。
両親は、大事に育てた娘を世界で1番偉い方と結婚させることに決めました。
世界で一番偉いのは、空から世界中を照らしているお日様だと思ったねずみの夫婦。お日様に話してみますが・・・。いったいこの世界で1番偉いのは誰なのでしょう。そして娘は誰と結婚することになるのでしょう。ページをめくるたび、ワクワクしてしまう絵本です!
ことばさがし絵本 あからん
「あからん」とは「あ」から「ん」までを意味します。ひらがなの「あ」から「ん」までそれぞれの文字をテーマに文と絵が描かれています。描かれた絵の中にテーマの文字の言葉が隠れています。よく知っているような言葉から、少し難しい言葉までたくさんの言葉があるので、文字の勉強にもなります。言葉のテンポもよく、一緒に音読をしたり、物語の先を想像して遊んだりするのも楽しそうですね。
最後のページには索引があり、文字で書かれていない言葉も絵の中にたくさん登場するので何回も楽しめます。
コッコさんおはよう
コッコさんがまだぐっすり眠っているうちに、朝はそおっとやってきて、ニワトリを起こし、森や林の鳥たちを起こし、大空をゆっくりゆっくり目覚めさせます。他には誰を起こすのでしょう・・・
寝ているうちにこうやって朝がやってきて、だんだん自分に近づいて起こしてくれるということを感じることができ、朝を迎えるのが楽しみになる絵本です。
うそ
「噓つきは泥棒の始まりって言われているけど、うそをついていない人なんている?」という問いかけから始まるこの絵本。うそをつくことはいけないことだけど、人から良く思われたいとき、何かを守りたいとき、他にも人を喜ばせる嘘は、生活の中でいつの間にかついているかもしれません。うそとは何かを改めて考えるきっかけになる絵本です。
この絵本を読んで親子で「うそ」について考えてみてはいかがでしょうか?
たべもの
様々な食べ物に合わせた擬音語がでてきて、思わず口ずさんでしまう絵本。次々に出てくる食べ物にページをめくる度、ワクワクします。
今日の食卓には、どのような食べ物があるかな?その食べ物はどんな音がするかな?と、お子さんと一緒に考えるのも楽しそうですね♪
万里の長城
中国の北部には、「万里の長城」と呼ばれる長い壁が連なっています。「万里の長城」には、50℃にもなる暑い砂漠や険しい山や崖が多く見られます。なぜ作る必要があったのでしょうか。地球の誕生や文化文明の誕生など、中国の歴史や人類の歴史を、「万里の長城」という遺産とともに学ぶことができる絵本です。
文章だけでなく図表を用いて分かりやすく説明したり、クイズもあるので大人も子どもも楽しめる1冊です。「万里の長城」にも行ってみたくなってしまうかもしれません。
しんせつなともだち
雪がたくさん降って、山もすっかり雪景色になりました。こうさぎは、食べ物を探しに出かけます。かぶを見つけたこうさぎは、ロバさんはきっと食べ物がなくて困っていると、食べ物を家に持っていきました。しかしロバさんは留守でした。ロバさんは何をしにでかけているのでしょうか。
それぞれの動物が、友だちを想って家に食べ物を届けに行くのです。こうさぎは自分の食べるものを見つけることができるのでしょうか。
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
この絵本は、「やまのえき」から出発して「うみのえき」に到着するまでの、電車の様子を描いた絵本です。何よりの特徴は、読み終わった後、もう1度後ろから読めるようになっています。
描かれている景色もとてもきれいで、トンネルを抜けた後の雪景色や一面の菜の花、美しい山並みや海岸が見入ってしまうほど細かく描かれています。また、場所によって電車の音が変わっているのも見所ですよ!トンネル中の車内の家族の様子も楽しいです。ぜひ、お子さんといろいろな変化を見つけながら読んでみて下さい。
まゆとうりんこ
やまんばの娘まゆは、迷子になっていたうりんこのお母さんになってあげることにします。ご飯を作ったりお昼寝したり、泥んこ遊びをしたり。うりんこは、無事にお母さんに合うことが出来るのでしょうか?
一生懸命うりんこのお母さんになろうとして、お母さんの大変さを知るまゆですが、うりんこと一緒にダイナミックに泥んこ遊びをしている姿や、自分もお母さんに会いたくて、急いで家に帰る姿がとっても愛おしいです。
おばあちゃんがいるといいのにな
おばあちゃんは、いつも「おかえり」と迎えてくれる。おばあちゃんの傍にいるだけで、涙が乾く。おばあちゃんは居眠りが得意。
そんなおばあちゃんが、ある日病気になってしまい、ぼくに「さよなら」も言わずにいってしまいます。いなくなって改めて感じる、おばあちゃんの優しさ・温かさに心がほっこりする絵本です。
おばあちゃんがいるといい…。おじいちゃん・おばあちゃんに会いたくなることでしょう。
バスがきました
しっぽのあるバス停に・・・ちゅーちゅー!ねずみさんのバスがきました。お耳のあるバス停は?たてがみのあるバス停は?次はどんな動物のバスがやってくるのでしょうか・・・
子どもたちの大好きな動物や乗り物に興味を持ち、絵を見ながら、次にやってくる動物たちを考えながら楽しく読み進めていくことのできる絵本です。
はちかづきひめ:お伽草子より
子どものいない夫婦は、観音様に毎日子どもが授かるようお願いをしていました。ある晩夢のなかで、願いをかなえるが生まれた子の頭に鉢をかぶせ決して脱がせないようにとお告げがありました。
約束通り鉢をかぶった女の子は近所の子からいじめられ、母親がなくなってからはさらにつらい日々を送りますが…。健気に観音様の言いつけを守る「はちかづきひめ」は幸せになれるのでしょうか?
絵がきれいで穏やかな気持ちになれる絵本です。
ともだちできたよ
ともだちがほしいうさぎは、ある日「おれと友達にならないか」という手紙をもらいますが、名前が消えて読めません。いろいろな友だちに聞きますが、りすでもないし、きつねでもありませんでした。しょんぼりしていたら雨が降ってきて、急いで帰ろうとしているうさぎに誰かが傘をさしてくれました。いったいそれは誰でしょう…?
まえむき よこむき うしろむき
人や動物、物などを前、横、後ろから見た姿を、ページいっぱいの絵と、テンポある文章で表現されています。見る角度によって全然違うものに見えてくるから不思議です!
この絵本を読んだら、今まで物を見るときに、気づかなかった事に気づくと思います。いろいろな視点で物を見ると新しい発見ができるとともに、絵を描くときに表現の幅が広がるはずです。この絵本を読むと、より豊かで優れた感性を身に着けられるかもしれません♪
まっかっかトマト
いつも食べているトマト。最初は何色なのでしょう?少しずつ赤くなってくる様子が、ジューシーな絵で描かれています。いろいろなトマトの種類が一面に描かれているページや、トマトの断面が描かれているページはじーっと見入ってしまうほど細かく描かれています。
トマトがぐいぐい伸びた、縦長のページも見所です。
幼稚園の畑でもトマトを育てています。絵本と本物を見比べてみると楽しいですね♪
あんなになかよしだったのに…
なかよし2匹のクマ、だいとちいのお話です。ある日、2人で遊んでいると、ふざけて言っただいの言葉が、ちいの心を傷つけてしまいます。だいは、何がいけなかったのか、どうしたら仲直りできるか考え、自分が言った言葉の重さに気がつきます。
普段何気なく使っている言葉の大切さを感じさせてくれる絵本です。
最後は思わずクスっとなる可愛らしいオチです。
はしれディーゼルきかんしゃデーデ
3.11の直後、ディーゼル機関車のデーデは、新潟県に連れていかれました。燃料タンク10両を福島県まで運ぶことになったのです。雪でスリップし動かなくなってしまうデーデは無事にみんなの待つ福島に燃料を届けることができるのでしょうか・・・
「どんな困難も力をあわせれば乗り越えられる」そんなメッセージを感じられる絵本です。
おおきくなったらなにになる?
2人で大きくなったら何になるか、たくさんの職業になりきりながら考えていく絵本です。どんな職業があるかワクワクしながら読み進めていくことができます。最後にたどり着いた将来の夢は・・・。
お子様と一緒に将来の夢を考えながら読んでみてください。
おばあちゃんとおんなじ
なっちゃんは、「おばあちゃんによく似ている」と、おじいちゃんに言われますが、「私ってこんな顔?」と不思議です。
ある日、おばあちゃんが秘密の場所を教えてくれました。そこはたんぽぽがいっぱい咲いたお花畑。ここでおばあちゃんが子どもの頃どんな遊びをしていたのか教えてくれました。なっちゃんは、おばあちゃんが子どもだったことに驚きました。そして、おばあちゃんに似ていることを嬉しく思ったのでした。
どんな大人にも子どもだった頃がありますよね。子どもたちにお父さんやお母さん、おばあちゃんやおじいちゃんが子どもだった時のことを話す良い機会になるかもしれません。
みずたまり
雨上がりに外へ出てみると大きなみずたまり。バシャバシャしていると「しずかにしておくれ。ここからいろんなものをみているんだから。」とみずたまりの声が聞こえました。ふくちゃんは、みずたまりがどんなものを見ているのか気になり、毎日尋ねます。みずたまりは「なないろのにじ」や「おおきなひこうき」など様々なものを見ていますが、だんだんとみずたまりも小さくなっていってしまいます。「また あおう」と言って消えたみずたまりに会うために…。
みずたまりに何が映っているか覗いてみたくなる絵本です♪
おばけのひゅーどろ
ひゅーどろは元気なおばけの子。人間を脅かすのが大好きです。さっそく男の子を脅かそうとしますが、なかなか驚いてくれません。途中で体調が悪くなってしまったひゅーどろは、男の子に連れられ面倒を見てもらうことに…。熱が出てしまったひゅーどろを冷蔵庫に入れて看病するところはとっても可愛らしいです。
一つ目小僧やろくろっくびなど他にもたくさんのお化けがでてきますが、こんなお化けなら友達になりたい!と思える絵本です。
がたたん たん
電車に乗り合わせた“しらんかお”同士が車内で起こる出来事をきっかけに心と心が触れ合う瞬間を描いたお話です。はじめは”つめたいかお”だった白黒のお客さんたちが次々おこるハプニングに心のふれあいが生じるたびに色づいていく姿に、あたたかい気持ちになり、大切なことを教えてくれる絵本です。
この絵本には文章はほとんどありません。読み手が想像力をはたらかせて色々お話を作っていくのも楽しんでみてください。
ぼくらはいけのカエル
池に住む7種類のカエルが登場します。種類によって大きさや見た目だけでなく、食べ物や鳴き声、卵の形などの違いを知ることができます。リアルな描写に子どもたちも絵本の世界に自然と引き込まれて、カエルや他の生き物に興味を惹かれるでしょう。
自然の生き物に触れる機会が減ってきている今、絵本を通して子どもたちの生き物に対する興味の幅を広げて、実際に親子で生息する地に行ったり観察したりするのも面白いですね。
やねうらべやのおばけ
ある古い家の屋根裏部屋に住んでいるおばけがいます。これまで人に姿を見られたことがありません。
ある日、屋根裏部屋にこの家の女の子がやってきました。女の子はそれから毎日屋根裏部屋にやってくるので、おばけは女の子を怖がらすことができれば、もう屋根裏部屋に来なくなると思いました。でも、どんなに脅かしても女の子は怖がらないので、とうとうおばけは、夜女の子の部屋まで脅かしに行きましたが、やっぱり怖がらないのです。おばけはどうしたのでしょう?そして最後には・・・
友だちができる嬉しさや素晴らしさを感じることができる絵本です。
クマと少年
これは、北の大地アイヌのコタンで生まれた少年と、アイヌの人々に神と呼ばれるクマのキムルンのお話しです。少年とキムルンは、少年のお母さんのおっぱいを飲んで育ちました。二人は兄弟のようにいつもいっしょにいて、お互いのことが大好きでした。
ある冬の日、イオマンテという村で育てたクマを、天に帰す儀式が行われる日がやってきます。そしてエカシと呼ばれる長老から、来年はキムルンの番であることを知らされます。1年後のイオマンテの前夜、檻の中にいたキムルンは姿を消してしまいます。
それから8年の歳月を経て、キムルンを探しに旅に出た少年。はたして二人は再会することができるのでしょうか。
あめあがり
雨が上がった公園に、大きな水たまりがあります。水たまりをのぞき込むと、向こうの景色が見えます。指で触ったら、向こうの景色が消えてしまいました。水たまりの向こうの世界とこっちの世界。同じなのかな?
雨上がりに、大きな水たまりを見つけたら、のぞいてみてください♪
もけらもけら
カラフルな面白い形に、「てぺ」「しゅびら」「じょわらん」など口に出してみたくなる言葉で響きを楽しむ絵本です。
読み方を変えて何度も読むのも楽しく、不思議な絵と言葉でクセになってしまいます。
ぜひ、色んな速さや声のトーンで読んでみてください。
ゴリラのくつや
ゴリラのお父さんは、森で靴屋の仕事をしています。靴屋はとても人気で、チーターには足が速くなる靴という風に、動物たちの要望にあった靴を作っていました。それを見ていた子どものゴリラは、ある日お父さんに自分の靴を作ってほしいとお願いします。一生懸命考えて、子どもの願いをかなえてあげようとするお父さんに、ほっこりして最後にはクスっと笑えるお話です。
ぼくがラーメンたべてるとき
僕がラーメンを食べているとき、他の子達は何しているかな?地球の裏側ではなにがおこっている?ぼくがおやつを食べているとき、世界の子はなにしてる?遊んでる、働いてる、倒れてる・・・同じ時間なのにみんな全然違うことをしています。当たり前のことですが、それぞれに違う時間があって、それぞれに様々な生活があるのだと改めて感じられる作品です。
長谷川義史さんの世界の平和への願いがこもった絵本です。
きょうりゅうたちもほんがよめるよ
いろいろな恐竜が絵本を読んでいるお話です。その中には、上手く読めなくてイライラしたり、本を破ってしまったり…自分で絵本を読めるようになった子どもたちが、おもわずしてしまう行動がたくさんでてきて共感できます。
字が大きくて読みやすい絵本です。ぜひ、自分で絵本が読みたいという子に読んでほしいです。もちろんお母さんお父さんが読んであげても♪
はっきょいどーん
相撲の取り組みで優勝がかかった大一番。小さな力士が最強の横綱に挑みます。みあってみあってはっきょいどーん!「ばちーん」「ざざざざーっ」緊張感の中での白熱したこの取り組みの勝負の行方はどうなったのでしょうか・・・
間近で力士を見るような、息づかいが聞こえてくるような臨場感や迫力が感じられる絵本です。
い~れ~て!
僕は絵を描くことが大好きで、いつも一人で絵を描いています。でも、みんなと遊ぶことは苦手。僕は僕が書いたうさぎと友だちになって、僕が描いた絵の中で遊ぶ。それがとっても楽しかったのだけど…あるきっかけで、お友だちと遊ぶことができるようになりました。
なかなかお友だちの輪の中に入っていけない子もいますが、小さなきっかけがあれば、変われるということがわかる絵本です。
たくはいびーん
たぬきびんに「わたがし」の宅配をお願いすると「わがし」に変身してしまいました。他にもいろいろな動物の宅配屋さんが出てきて、宅配便を届けます。歌に合わせて宅配すると、なんと不思議!!品物が変わってしまいます。言葉遊びがたくさん詰め込まれている絵本なので、どんな品物に変わっていくのか何度もページを見返したくなります。
親子で宅配する品物を考えて言葉遊びをしてみるのも楽しいかもしれませんね♪
みどりバァバ
みどりバァバは、こうくんのバァバです。こうくんの両親と一緒に花屋さんをやっています。みどりバァバのコロッケは大きくておいしい。ところがある日、みどりバァバの手が動かなくなってコロッケが作れなくなり、花屋さんにも出られなくなりました。そして、寒い日の夜、みどりバァバはたおれました。そして亡くなりました。
身近な人が亡くなることは、普通の生活を送っていると想像できない事ですが、少しだけその事について考えることのできる絵本です。
あなたがとってもかわいい
お母さんとして、いつまでもずっと変わらない気持ち。
赤ちゃんの顔、それはいつもどんなときも可愛い。
成長して、笑っている顔、怒っている顔、どんな顔も、かわいいと思うのです。
最後のページでママが息子を抱きしめるところは、心が温かくなることでしょう。
くじらのバース
南の島に住むナリンと、冬になるとこの島の海に帰ってくるくじらのバースのお話。ふたりは同い年で、毎年冬になると再会しお互いの成長を感じます。それぞれの生活は違っても、地球という星のもと、広い空や海でつながっているようで、ほのぼのします。
南の島での生活や、くじらの生態も新鮮にうつり、大胆で爽やかな絵に、壮大な気持ちにさせられる絵本です。
りんご だんだん
最初のページは、つるつるのりんご。これがページをめくるごとにどんどん変わっていきます。最初のつやつやしたりんごが最後にはどうなってしまうのでしょうか?
この絵本を読めば、食べ物がどのように変化していくのか興味を持つことができます。
しあわせなときの地図
ソエは戦争のせいで、家族と外国に逃げなければならなくなりました。町を離れる前に町の地図を広げて、楽しいことがあった場所に印をつけることにしました。印をつけた思い出の場所をつないでいったら…素敵なことが起こりました!
平和な時代を生きる子どもたち。戦争とはどんなことなのか、今生きる平和な毎日がどんなに幸せかということを、ぜひ親子で話し合ってみてください。
いし
石について詳しくわかる絵本です。いつもは何気なく足元にごろごろしている石ですが、この絵本を読んでみると石のいろいろなことを知ることができ面白いです!
きっかけは、あさりのスパゲッティに入っていた小さな砂。そこで石と砂は何が違うのか不思議に思ったのが始まりです。そこから石のいろいろを知っていきます。
この絵本を読んだら、足元にある石について想像できて楽しいですよ♪
虫ガール
私は虫が大好き。きっかけは2歳の時に肩にとまったチョウ。その日から虫に夢中になって、5歳になるころには虫にずいぶん詳しくなった。
幼稚園のお友だちは虫が大好きな私と仲良くしてくれたけど、小学校に行ったら、「虫が好きなんて変わってる」とみんな仲良くしてくれなくなってしまった。だから私は虫をお休みすることにした。でも、あんまりしょんぼりしている私を心配してママが素敵なことをしてくれた。やっぱり私は虫が大好き!
大好きな物を大好きと言えること、素晴らしいと教えてくれる絵本です。小さい頃に夢中になれることを見つけられるなんて素敵ですね♪
わたしのペットはまんまるいし
女の子は、ペットが欲しいのです。どんなペットでもいいから欲しいと思っていると、誕生日にお父さんとお母さんがペットをプレゼントしてくれたのです。でも、そのペットは少し変わっています。大きくてまんまるな石なのです!名前はコロです♪
石のペットは良いところがたくさん!お話を聞いてくれるし、しつけも簡単。「でもコロは私のこと好きなのかなぁ」と心配になってしまうことも…そんなある日、コロが突然「バリバリバリッ!」と音を立てて割れたのです!中から…!
お話の途中から驚きの展開があり、最後まで夢中で読める絵本です。
このかみなあに?トイレットペーパーのはなし
トイレットペーパーについて知っていますか?毎日必ず使う物ですが、その性質やどうやって作るのか?などなど、考えたことがないと思います。この絵本では、そんなトイレットペーパーのいろいろがすべてわかります。ページをめくるたびに、「へ~!」と知らなかったことがつぎつぎとわかって面白いです♪
第26回日本絵本賞受賞作品です。
こどもたちはまっている
この絵本の文章は、「こどもたちはまっている」と「~をまっている」この2文しかありません。その2文と見開き1ページのダイナミックな絵をじっくり見ると、その絵の中の物語が想像できて楽しい絵本です。
まずはじっくり絵を見て、子どもたちがいろいろ想像できる時間を持ってあげると良いと思います。第26回日本絵本賞受賞作品です。
アトリエのきつね
その冬、初めての雪が降った12月のある日。ハンターの銃声とともに1匹のきつねが画家のアトリエに現れました。この出来事を経てきつねは画家のもとを訪れるようになりました。しかし、きつね小さなきっかけで、きつねが画家のもとに姿を現すことがなくなりました。しばらくして、画家は再びきつねを見かけます。画家がきつねの跡を追うと、そこには子ぎつねの姿があったのです。それから画家は度々きつねの住処に足を運ぶようになりました。画家はある思いをきつねに語ります。その言葉を聞いたきつねはどんな行動を取ったのでしょう。画家のある思いとは?そしてきつねが起こした行動とは?
画家ときつねの言葉のない繋がりに感動します。
ケンカオニ
一緒に遊んでいた2人の男の子のぶちゃんととっちんが、ちょっとしたことでけんかに。ふたりの頭に赤と青のケンカオニがくっついて、けんかはどんどんエスカレート。魔法使いのように言葉が現実になり、巨大な生き物が次々に出てきます。
ケンカという身近な事柄ながらも途中から現れるありえない生き物たちに「どうなっちゃうの?」と思わず引き込まれます。最後には「ごめんね」ととっちん。「ぼくも、ごめんね」とのぶちゃん。「お友達とケンカしちゃったらどうすればいいだろう?」と子どもと一緒に考えるきっかけにもなる絵本です。
つやっつや なす
みんなの大好きな夏野菜といえば、なす!なすの種類、どうやってなすになるのか、なすの仲間など、なすに関するお話がぎっしり詰まっています。ますますなすのことが大好きになる、そんな絵本です!これを読んだらみんななす博士になれるかも…!?
もうぬげない
ある日、僕がお風呂に入るときお母さんが服を脱がそうとしてくれた。でも僕は自分でできるから自分で脱ごうとしたが、なんと服が引っかかってしまった。どうしても脱げない。どうしようか一人で考えたけれど、脱げない。
このままだったらどうしよう。このまま大人になるのかな。ぬがないまま工夫しながら生きる? ぬげない仲間をみつけて、たのしく生きる? あれこれ考えるうち、だんだんお腹が寒くなってきて…
男の子の発想がおもしろくて世界に引き込まれ、思わず笑ってしまう絵本です。
おひゃくしょうとえんまさま(中国民話)
昔、中国にえんま様のお祭りがありました。欲張りなえんま様は一番お供えの少なかったお百姓をこらしめるよう手下の鬼たちに命令しました。
鬼たちは稲が実らないように頭が細く、根っこが太くなる魔法をかけることにしました。ところがそれを知ったお百姓は稲の代わりに里芋を植えて大豊作。怒ったえんま様はお百姓の畑に次々別の呪文をかけさせます。そのたびにお百姓はそのピンチを活かして大成功していきます。えんま様とお百姓の知恵比べがおもしろいですよ。
くだものなんだ
これは何だろう?次々に不思議な形のシルエットが登場します。果物の断面図が切り取られており、見慣れているはずのものもいろいろな形をしていることに気づくことができます。
想像力を広げる楽しさと、身近なものの形を発見する喜びがたくさん詰まっているように思います。これを機に、果物に興味を持つことのできる絵本です。
さんびきのくま(イギリスの昔話)
森の小屋に、ちっちゃなくま、ちゅうくらいのくま、おおきなくま、3びきの熊が住んでいました。
3びきの熊が朝の散歩に出かけました。誰もいなくなった小屋にちっちゃな女の子がやってきました。部屋に入っておかゆを食べたり、椅子を壊してしまったり、ベッドで寝てしまいます。そこに3びきのくまが散歩から帰ってきてしまいます。女の子はいったいどうなるのでしょうか
繰り返される表現や、くまの大きさの違いによっての表現方法にも注目して読むと面白いです♪
せとうちたいこさん デパートいきタイ
なんでもやってみたいタイのたいこさん。初めてのデパートに出かけてウキウキ!たいこさんの「~しタイ」「~きタイ」と“タイ”だらけの絵本で、読んでいて思わずクスッと笑ってしまい楽しくなります。絵も細かいところまで描かれています。よーく見てみると最後に迷子になっている男の子がずっとたいこさんの後をついてきています。探してみてください!
ぼくたちのまちをつくろう!
主人公の男の子が自分の街を作っていくお話。「ここに何があったらいいかな?」とまずは自分の家。次に友達の家や大好きなカレーパンが売っているパン屋さん、レストラン、幼稚園など思いついたものをたくさん詰め込んで自分だけの街を作っていきます。始めは自分の家しかない真っ白だったページも好きなものや好きな人を思い浮かべていくとたくさんの建物と遊び場で、とても賑わった街ができていきます。
自分ならどんな街を作りたいかなと紙に書いてみたくなります♪
バスにのって
「トントンパットン トンパットン」。広い砂漠に旅人が付けたラジオからリズミカルな音楽が流れています。旅人はバス停でバスが来るのを今か今かと待っています。旅人の前をいろんな人が通っていきましたが、昼になっても夕方になっても夜になってもバスは来ませんでした。次の日、ようやくバスが来ましたがそのバスは満員でした。仕方がなく乗るのを諦めた旅人。果たして、旅人は無事に旅に出ることができるのでしょうか。
旅人と一緒に旅をしているような、旅がしたくなるような絵本です。
きょうがはじまる
「さあ、おきる じかん! きょうは なにを しようかな?」
その一言から絵本は始まります。まずは着る服を選んで、何をしようかな?どこへ行こうかな?絵本のなかにはたくさんの選択肢が、すてきな絵で散りばめられています。朝起きてから夜眠りにつくまで、着たことのない服を着てみたり、やったことのない遊びに挑戦したり子どもたちがやりたいものを選びながら読み進められる絵本です。
読むたびに新しい選択ができ、違う物語を想像することができます。「今日はどれにする?」とおしゃべりしながら読むのも楽しいですね。
ゆっくりくまさん
ゆっくりくまさんは食べ物を探しにやってきましたが、ゆっくりゆっくり歩いているうちにどんぐりや木の実をリスやうさぎに先に食べられてしまいます。川の向こうに山ブドウがあるのをみつけたくまさんは、大きな石を運びます。ゆっくりくまさんは食べ物を食べることができるのでしょうか・・・
ゆっくりだからこそできること、伝わることもあるということを教えてくれる絵本です。
クルトンさんとはるのどうぶつたち
クルトンさんは、春になったら山の動物たちにパンを焼いてあげる約束をしていました。うさぎやりすたちに好物のパンを焼きながら山を登っていきます。山の頂上でくまに大きなパンを焼きますが、くまは寝ていてなかなか起きてきません。そこでクルトンさんはパンでいろんな楽器を焼き、演奏して起こそうとします。
人気絵本「パン屋のクルトンさん」のシリーズです。不思議な形をしたパン作りの道具や美味しそうなパンに、大人まで心が躍ってしまう絵本です。
くもとそらのえほん
綿のようなふわふわの形をしている「わたぐも」。飛行機が通った後に生まれる「ひこうきぐも」。美しい風景と共にいろいろな姿を見せた雲が紹介されています。変わった形の雲やユニークな名前が付いた雲など雲の種類の多さにもびっくりします。
絵本の最後には雲の一覧と雲の生まれ方の説明もあり、子どもたちの興味を引きます。「これは何の雲でしょう?」とクイズを出し合ったり、絵本を見ながら雲を探しに行ったりするのも楽しそうですね。
今日の雲はどんな雲かな?そうやって目の前の世界の面白さに気づかせてくれる絵本です。
ふしぎなキャンディーやさん
ある日ブタくんは森の中のキャンディー屋さんで、不思議なキャンディーをもらいます。食べてみると不思議なことが起こりビックリ!違う色を食べるとまた不思議なことが起こります。
ブタくんはこのキャンディーを使っておもしろいいたずらを企みます。
はたしてそのいたずらは上手くいくのでしょうか。最後にはあっと驚くことが!読み終わるまで展開が読めず、わくわくする絵本です。
くろいの
「くろいの」とは何でしょう?一人で帰るいつもの帰り道に、その「くろいの」は突然現れます。何しているのか気になってしまい、後をついて行くと・・・家に招かれお茶を飲み、その後は、なんとおしいれの中に案内されます。真っ暗なおしいれの中ではいったい何が起こるのでしょう?「くろいの」はまっくろだししゃべりません。でも、何だかとっても気になってかわいい!こんなのが目の前に現れたら、きっとついていってしまうと思います♪
この絵本は全ページ白黒です。その白黒のページが一層「くろいの」を際立たせるのです。今年の日本絵本賞大賞です。ぜひ読んでください!
おしっこちょっぴりもれたろう
この絵本の表紙からわかる、パンツの前後に「ちょっぴり」粗相をしてしまう。子どもたちは思わず自分のことだ!と思うのではないでしょうか。主人公の男の子は、自分と同じような人を探す旅に出ます。子どもだからこその発想や出会う人たちの色んな悩みもまたクスッと笑えて共感できること間違いなし!そして最後はまさかのおじいちゃんと気持ちが通じ合える!?子どもたちのデリケートな題材を面白く表現してあり楽しめる物語です。
もう、ねるんだってば!
眠たくて眠たくて仕方がないクマのもとに一緒に遊びたくてたまらないアヒルがやってきました。「トランプしよう」「クッキーつくりたいから砂糖かして」となんとかしてクマと遊びたいアヒル。クマは無事にぐっすりと眠ることができるのでしょうか・・・
遊びたいアヒルと寝たいクマの2人のやり取りが楽しく、何度も読みたくなる絵本です。
クマと森のピアノ
こぐまのブラウンは森でピアノを見つけ、毎日弾いているうちにブラウンのピアノを聞きに、たくさんの熊たちが集まるようになりました。
そんなある日、ブラウンは街に出ることになります。街に出て大成功を収めたブラウンでしたが、夢を叶えたはずなのに何かが足りない。そこで森に帰ることにしたブラウンが見たのは、どんな景色だったのでしょう。
待っていてくれた友人たちのやさしさに心が温かくなります。今にも音が聞こえてきそうな素敵なピアノと熊たちの表情もとっても素敵ですよ♪
へっこぷっとたれた
きのこさんからはじまり、いろいろな誰かがへっこ(おなら)をぷっとたれていきます。
リズミカルなくりかえしの言葉とそれぞれの表情の変化に、ページをめくるたびに楽しさが溢れてくる絵本です。
だるまのへっこ、おばけのへっこ、それぞれのへっこの違いを感じるのが楽しいですよ♪
最後にはわらべうたとしてのリズムも載っているので参考にしてみてください。
きょうのおべんとうなんだろな
ぞうさんやぶたさん、うさぎさん、ねこさん・小さなぶたさん、みんながお弁当を食べます。「今日のお弁当なんだろな?」とみんなワクワク♪
お弁当に何が入っているのか想像する楽しさを味わいながら読んであげてください。この絵本を読むとお弁当を持って出かけたくなりますよ。
まあちゃんのながいかみ
まあちゃんの髪は短いおかっぱです。でもこれから伸ばすのです。長くなった髪で魚釣りをしたり、髪にくるまって布団にしたり、洗濯物だってほせちゃう!そんな想像を膨らませているまあちゃん。その話を聞いているはあちゃんとみいちゃんも、「それってとっても良いね」とうっとりしていました。まあちゃんの髪が早く伸びるといいですね。
この絵本、まあちゃんの想像のページはカラーで、それ以外は色がついていないんです。まあちゃんの想像がいかに楽しいものかを際立たせてくれています。
ちっちゃなサリーはみていたよ
クラスで一番小さいサリーは誰からも気づかれない。でも、小さいサリーは全部見ていたのです。誰かが誰かをいじめたり、悪口をいったりするのを。ある日サリーは、勇気を出してみんなに言いました。「みんな仲良くしよう!」と。するとみんな賛成の手を挙げてくれました。それからサリーの周りは少しずつ変わっていったのです。
正しいことを正しいと言う、簡単なようでとっても勇気のいることです。この絵本を読んで、子どもたちがそんなことを感じ取ってくれたらうれしいですね。
はっぱのおうち
さちが庭で遊んでいると、雨が降ってきました。さちははっぱの屋根のお家を作って雨宿りをします。そこには、カマキリやモンシロチョウ・コガネムシなどが次々に来て雨宿りしていきます。雨が止むまでの楽しいはっぱのおうちの時間。さちにとって特別な時間です。
雨の日も楽しく遊べそうなお話です。雨の日に読んであげてください。
サイモンは、ねこである。
「こんにちは。ぼくたち似てますね。」と言うサイモンは猫です。誰に言っているのかというと、ライオン・チーター・ピューマ・クロヒョウ・トラ。サイモンは、「ちっとも似ていない」と、みんなに大笑いされてしまいます。でも、よくよく考えると似ているところが多くて…。みんな「俺たちもしかして猫の仲間なのかも!?」と気づいて、みんなで大笑い!似ていないようで、共通点の多い、ネコ科の仲間なのでした。
この絵本を読んで動物園に行ってみるのも面白いですね。
はなちゃんのぼうし
はなちゃんの空色の帽子が、ある日風でとばされてしまいます。帽子は高く舞い上がり、どんどん風にとばされていきます。
最初に落ちたところは動物園。きりんさんの頭の上です。次にとばされていったのは、畑の中。大きなかぼちゃの頭の上です。そんな具合にどんどんとばされていった帽子は、最後には・・・。
はなちゃんの帽子は、どうなってしまうのでしょうか?
次はどこにとばされるのか、ページをめくるどきどきが子どもたちから伝わってきます。
おばあちゃんがおばあちゃんになった日
「おかあさんがおかあさんになった日」「おとうさんがおとうさんになった日」の長野ヒデ子さんの絵本です。
今度は、おばあちゃんのお話。生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で大変なお母さんのお手伝いをしてくれるおばあちゃん。あこちゃんの幼稚園のお迎えに来てくれたり、おやつに大学いもを作ってくれたり、とっても頼りになるのが、おばあちゃん。
おばあちゃんは、最初の孫が生まれた時に初めておばあちゃんになるんだ!そんなことに気づいたあこちゃんでした。
やさいぎらいのガジガジ
パセリの種をまいたばかりのポットくん。ある日、ポットくんにドッスーンと、丸々としたあおむしのガジガジが落ちてきました。何か食べ物を探している様子。ダンゴムシやミミズに、おいしい物を食べさせてもらいますが、「まず~い」と満足できないようです。
いつのまにか静かになったガジガジ。なんと、ポットくんにつかまって、さなぎになっていたのです。ガジガジは、アゲハチョウになりました。
物語のすばらしさと、生き物や植物の生態を知ることもできる絵本です。
おこる
なんで人は怒るんだろう?寝坊して怒られた。植木鉢を割って怒られた。遅刻して怒られた。怒られるのは嫌だけど、だったら一人になってみたら・・・一人は寂しい・・・
けんちゃんはすぐ怒る。ぼくだって怒る時は怒る。なんで人は怒るんだろう?
人の感情の一つ、「怒る」。誰でも持っている感情だけど、怒った後は心がどんより。怒った時のことを思い出して、自分の気持ちをちょっと整理できる絵本です。子どもを思わず怒ってしまった後に読んであげるといいかも!?
かめくんのさんぽ
「ぞうくんのさんぽ」シリーズの新しいお話しです。今度はかめくんのおさんぽ。いつもの仲間のわにくん・かばくん・ぞうくんを散歩に誘いますが・・・
最後は、ちょっとだけ「ふふっ」と面白くて、なんだか楽しくなってしまうお話しです。繰り返し呼んであげたい絵本です。
もじもじこぶくん
こぶたのこぶくんは、とっても恥ずかしがり屋。アイスクリームを買いに行きます。アイスクリームのお店に着いたこぶくんは、下を向いてもじもじ、もじもじ。その間にサイやワニなど、いろいろな動物が先にアイスクリームを買っていきます。すると、こぶくんの耳に小さな小さな声が聞こえてきました。こぶくんよりもずっとずっと小さなアリがアイスクリームを買いにきたのでした。こぶくんはどうしたのでしょう?アイスクリームは買えたのでしょうか?
勇気を出すことの大切さ・自分よりも弱いものへのやさしさを教えてくれる絵本です。
きんぎょがにげた
きんぎょが金魚鉢から逃げ出しました。このきんぎょ、かくれるのがとっても上手。見開き1ページのどこかにきんぎょがかくれています。どこにいるのかな?親子で探してみましょう。
そして、最後はどこにたどり着くのでしょう?
オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ
「オニのサラリーマン」の、シリーズ第二弾。何と今回のオニのサラリーマンは、出雲に出張に行きます。日本中の神さまが出雲に集合する神さまサミットのため。出雲の玄関口稲佐の浜に神さまたちがぞくぞくと集まってきます。オニはその警備のお仕事。ありとあらゆる神さまが集まり、風神雷神までやってきて、神さまたちのお祭りが始まります。オニも一緒に踊りだします。
出張が終れば、えんまさまにボーナスがもらえるかも!?
まどをトントントン
ある日、ちえちゃんとお父さんが、夜、動物の絵本を読んでいました。アリクイのページを開くと・・・ドンドンと窓をたたく音がして、なんと本物のアリクイが部屋に入ってきたのです。その後も、クマやワニ、ページをめくるたびにその動物がやってきて、最後はオオカミのページです。オオカミがやってきたら大変!と窓のほうを見ると、窓の外にいたのは・・・?
ちえちゃんの絵本のページをめくるドキドキが伝わってくる絵本です。
いたずらっこのきたかぜさん
きたかぜさんが、こうえんに飛んできました。みんなの素敵な帽子がうらやましいきたかぜさんは、ピューっと、みんなの帽子を飛ばしてしまいます。飛ばした帽子を、木の枝や飛行機にかぶせたいたずらっこのきたかぜさん。みんなが寒がっているのを知って、あわてて帽子をかえしました。でも・・・
分かりやすい絵と文章で、軽快にお話が進んでいきます。寒い日に読んであげたい絵本です。
おしいれじいさん
ある家のひんやり暗いおしいれの中に、おしいれじいさんがこっそり住んでいます。もちろんこの家の人間はおしいれにまさかそんなものが住んでいるなんて知りません。人間に見つからないようにおしいれの中にごちゃごちゃ入っているもので遊んだり、本で調べ物をしたりしていました。
ある日、一本の長い棒を見つけました。それが何なのか本で調べてみると、つりざおという名前。どうやらおおものを捕まえる道具らしい。おしいれじいさんはさっそく使ってみることにします。いったいおしいれの中ではどんな物がつれるのかな?
この絵本を読んで、おしいれって、何が入っていたっけ?と、自分の家のおしいれを探ってみるのも楽しいかもしれません。
まゆとおおきなケーキ
「やまんばのむすめ、まゆのおはなし」シリーズです。
ある素敵な春の日。やまんばかあさんと娘のまゆは、お客さんを呼んで春のパーティーをひらくことにしました。やまんばかあさんがご馳走を作っている間に、まゆは春のケーキを作ることにしました。世界一でっかいケーキを作りたいまゆ。おひさまにケーキを焼いて貰おうとしますが、くもが邪魔をします。まゆはどうやって大きなケーキを焼いたのでしょうか?
春のパーティーで、みんなは大きなケーキを食べてまんぷく♪素敵なパーティーができました。
オニのサラリーマン
オニもお給料をもらって働いている!?この絵本に出てくるオニは、顔は真っ赤でつのもあるけど、スーツを着てお弁当を持って会社に出勤するサラリーマンなのです。普通のお父さんとちょっと違うのは、働いているのは地獄の血の池。上司はえんまさま。でも、仕事で失敗して上司に怒られたり、給料日前は家計が苦しいなど、どこにでもいそうなサラリーマンの姿です。
子どもが楽しむのはもちろん、お父さんも共感できる絵本です。ぜひ、お父さんのお膝の上で読み聞かせてあげてください。
バムとケロのおかいもの
子どもたちが大好きな、バムケロシリーズ。
今日は月に一度のお買い物の日。バムとケロとかいちゃんは、ワクワクしながら、市場に到着!八百屋さんや生地屋さん、他にも変わったお店がいっぱい!楽しくてたくさん買い物をした3人は、大満足です。
この絵本を読むと、お店でお買い物したくなること間違いなし!自分で品物を選んで買い物をする楽しさを知ることのできる絵本です。
もりのおふろ
森の奥でお風呂がわいています。最初にやってきたのはライオン。ライオンは身体を洗いました。そして次にぞう。次にワニ。と、どんどん森の動物たちがやってきて、丸いお風呂のまわりで背中を洗いっこ。最後は、みんなでお風呂へどぼーん!みんなで入るお風呂はとっても楽しい!お風呂が大好きな子も大嫌いな子も、楽しめる絵本です。
いっしょにあそばへん?
みんなが寝静まった夜です。なるおくんやとらこちゃんはぐっすり眠っています。そんな夜、カスタネットが動き出し、公園で演奏を始めました。そしてその音に誘われて、トライアングルやリコーダー・ピアノや大だいこまで、次々と公園に集まってきました。楽器たちの大演奏会。楽しく演奏していると、夜が明けてきてしまって・・・
私たちが寝てしまった後、本当にこんなことが起こっていたら、楽しい!と、想像力をかきたてる絵本です。親子でこの絵本を読んで、夜どんなことが起こるのか、想像してみるのも楽しいのではないでしょうか?
あらいぐまとねずみたち
あらいぐまの親子が住んでいます。あらいぐまはとっても利口で、豆やじゃがいもを作って収穫して暮らしています。そのあらいぐまの家にどろぼうが入りました。たくさんのねずみたちです。それを知ったあらいぐまの親子は怒りますが・・・。
生活力のあるあらいぐまと、それを教わるねずみたち。そして、最後にはねずみたちの恩返し。支え合って生きることのすばらしさと、やさしさが詰まった絵本です。
たくさんのねずみたちの表情もかわいくて、一匹ずつじっくり見たくなります♪
どうぶつしんちょうそくてい
今日は動物園の身長測定の日。うさぎやカンガルー・キリンなどが、順番に身長を測りますが、耳が邪魔だったり、ジャンプしてしまって測れなかったり、動物の身長測定はたいへん!
子どもたちも、どれだけ大きくなっているか毎回楽しみな身長測定。身近な題材のお話は、子どもたちの心をぐっとつかむことでしょう。
背が伸びているか、確かめたくなる絵本です♪
11ぴきのねこ
【チームワークって大切!と思える絵本】
11ぴきのねこがいました。ある日、11ぴきのねこは大きな魚を捕まえておなかいっぱい食べようと、湖にやってきました。いかだを作っていざ出発!大きな魚が出ました!出ました!でも、とっても手強くて歯が立ちません。11ぴきのねこはいろいろ考えます。さあ、11ぴきのねこは、どうやって大きな魚を捕まえるのでしょう?
「11ぴきのねこ」シリーズの第一弾。ぜひ、読んでおきたい一冊です。
しげちゃん
【自分の名前が大好きになる絵本】
生まれた全ての子どもに最初に与えられるのは、名前。両親やおじいちゃん・おばあちゃん、赤ちゃんの周りの大人が一生懸命考えて決めます。名前には、産まれてきた子どもへの希望が込められていたり、愛情の現われだったりします。
でも、それを知らない「しげちゃん」。自分の名前が嫌いです。男の子みたいでいやだなぁと。ある日、お母さんに名前を変えてくれるように頼みますが・・・。そこで初めて、自分の名前に込められた意味を知ります。その時「しげちゃん」は、どう思うのでしょうか?
女優の室井滋さんが自分のお話を書いた絵本です。この絵本を読んであげて、お子さんの名前の由来を話してあげてください。子どもたちは、自分のことがもっと大好きになるはずです。
もりのなか
【森の中にいるような気分になれる絵本】
ぼくが森へ散歩に出かけます。すると、いろいろな動物と出会い、あとからあとから、ぼくの散歩についてきました。ライオンやぞうにクマ、たくさんの動物と一緒に大行列で森の中を散歩し、かくれんぼやハンカチ落としなど、楽しく遊びます。
子どもたちがわくわくする動物や遊びがたくさん!ページをめくるたびに、お話しに引き込まれていくことでしょう。そして、この絵本は、全ページ白黒ですが、読み終わった後は、まるで本当に森の中にいたように、木々の緑や動物たちの色など、思い浮かべることができるでしょう。
大根はエライ
大根はエライ!「そんなことないってば」(大根が言っています笑)が表紙のこの絵本。普段はスポットライトをあびることの少ない大根が、実は素晴らしい食材であることが、描かれている絵本です。どんなお料理にも合い、どんな風に食べてもおいしい!でも、大根自身は全く目立たないから、この絵本で改めて大根の素晴らしさを知ることができるのです。
大根の種まきから始まり、育て収穫し、おでんにして食べる池上台幼稚園の子どもたちならば、ぜひ読んでおきたい絵本です。
この絵本は、2019年 日本絵本賞です。
もぐらはすごい
もぐらという生き物がいるということを知っている子は多いと思いますが、もぐらの生態を詳しく知っていたり、実際にもぐらを見たことのある子どもは少ないのではないでしょうか?
この絵本では、知られざるもぐらの生態を詳しく紹介し、もぐらを身近に感じることのできる絵本です。この絵本を読めば、もぐらを探したり、もぐら塚を見つけたりと、何気ない場所でも発見があるかもしれませんね。大人が読んでも「へ~~!」と、関心できること間違いなしです。ぜひ、お子さんと知らない世界へ出発してみましょう。
この絵本は、2019年 日本絵本賞大賞です!
おえどのおなら
いつの時代の誰であっても、人間ならおならをするものです。お江戸八百八長は、どこもかしこもおならだらけ!「プップッ」と鳴ったり、「ボワン」「ブオ~ン」などなど、人それぞれいろんなおならがあるものです。
これを読めば子どもたちは大爆笑!元気のない子・怒られて泣いている子・お友だちとけんかをしちゃった子、どんな子でもこれを読んであげれば、すぐに笑顔で大笑いしちゃいます。だって、子どもはこういうのが大好き!
ガラスのなかのくじら
くじらのウェンズデーは、水槽に住んでいます。水槽の中しか知りません。ある日ウェンズデーは、遠くに海を見ました。でも、初めて見る海。それがなんなのかも分からないけど、なんだか気になる。ウェンズデーは、思い切って高く高くジャンプしてみました。そして水槽を出て、ブルーの海に来たのです。
自分の周りがすべての子どもたち。少し視野を広げてみると、大きな世界が広がっているんだということを知ることができる絵本です。
4ひきのりっぱなこぐま
4ひきのこぐまと、おじいさんぐまのお話です。りっぱなくまというものは・・・と、おじいさんは一生懸命こぐま達に教えますが、なかなか上手くいきません。こぐま達は、それぞれ自分が楽しいと思うことをして、特技を見つけていきます。思い通りにならなくて、ついつい怒ってしまうおじいさんくまですが・・・。大人の思い通りにならないのが、子どもたち。そんな子どもたちを認めて受け入れることのできる大人でいたいと考えさせられる絵本です。
ねずみのおいしゃさま
ある雪の降る夜中に、ねずみのおいしゃさまに電話がかかってきました。りすのぼうやが熱を出してしまったので、すぐに来てほしいという電話。ねずみのおいしゃさまは、急いで準備をしてスクーターで出発しました。でも、すごい大雪でスクーターが動かなくなってしまいました。ねずみのおいしゃさまは、どうしたのでしょう?無事にりすのぼうやの熱は下がったのでしょうか?
暖かいお家が恋しくなる絵本です。
その気になった
その格好をしたら、その気になるってこと、大人になってもありますよね?いろいろな格好をしてその気になって遊ぶ子どもは、とっても想像力豊かな子だと思います。そんな子どもは成長したらどんな大人になるんでしょう。将来がとっても楽しみ♪子どもの頃から、たくさんイメージする力を育むことの大切さを教えてくれる絵本です。
うみやまがっせん
おさるが山から下りてきて、「さあ、海の魚をつるぞ!」と、釣りを始めました。「おまえなんかに、釣られてたまるか!」と、大きなたこが海から引っ張ります。その後も、山からはウサギ・たぬき・くま・・・海からは、たい・ひらめ・まぐろ・・・と、次々と参戦して、竿と釣り糸を引っ張り合います。さあ、この勝負、どうなるのでしょうか?最後には、かにが出てきて・・・・
いろいろな生き物が合戦をする楽しいお話です♪
とうさん かあさん
おとうさんとおかあさんにも、子どもの頃があったの!?と、子どもたちは、おとうさんとおかあさんは始めからおとうさんとおかあさんだと思っていますよね。この絵本では、おとうさんおかあさんの子どもの頃のことやどんな風に大きくなったのかを子どもたちが知ることのできる絵本です。
この絵本を読んであげた後は、おとうさんおかあさんの小さかった時の話しをしてあげてはいかがでしょうか?きっと、その話は、子どもたちの心に残るはずです。
おなじそらのしたで
「ぼくたちはみんなおなじそらのしたでいきている ここでも とおくでも」
絵本のページをめくると、必ず空に穴が空いていて次のページの空とつながっています。それぞれのページにはねこの家族・ライオンの親子・ペンギンのカップル。どこにいても、空はひとつ。み~んなつながっています。当たり前だけど、あらためてそのことに気づかせてくれる絵本です。
バルバルさん
バルバルさんは、青い屋根のちいさなとこやさんで、楽しく働いています。その日一日は、いつもと違うお客さんがたくさんきました。ライオンやワニやヒツジがやってきて、難しいオーダーをしますが、バルバルさんは、どのお客さんにも満足してもらえるように一生懸命です。
なぜ、こんなに変わったお客さんがたくさんくるのかな?と思ったら・・・な~んだ!そういうことだったのね!
次はどんなお客さんが来るんだろう?と、話の続きが楽しみでワクワクするお話です。
いもうとのにゅういん
あさえには妹のあやちゃんがいます。あやちゃんは、いつもあさえのお人形をほしがっています。ある日、幼稚園から帰ると、あやちゃんがぐったりしていてお母さんと病院に行ってしまいました。その後、あやちゃんが入院すると聞いて、あさえはびっくり!あやちゃんが喜ぶお見舞いをいろいろ考えます。あやちゃんは元気になるのでしょうか?そして、あさえはどんなお見舞いを持っていったのかな?
「あさえとちいさいいもうと」の続編です。少し大きく成長したあさえとあやちゃんに注目して読んでみてください。
まゆとりゅう
北のお山のてっぺんの3本杉の木の下に、せいたかのっぽのやまんばと、その娘のまゆという女の子が住んでいました。
ある冬の朝、「今日はお客様が来るよ!」と聞いたまゆは、いつもよりちょっとおめかしをして、お客様を待っていました。
空の上からドンゴロンゴロンと音がしたかと思うと、やってきたお客様は、なんとりゅうの親子!
それから、りゅうの親子とやまんばの親子で、何をしたのでしょう?
寒さ厳しい冬から、春へ、季節の移り変わりを感じる絵本です。
きょうりゅうオーディション
ブラキオサウルスにトリケラトプス、プテラノドンにプシッタコサウルス、そして、なんといっても、ティラノサウルス。たくさんの恐竜が登場します。それぞれのページには、その恐竜の大きさや特徴などが載っていて、お話絵本ですが、まるで図鑑のような絵本。
恐竜たちが集まって、お芝居のオーディションを受けます。みんな得意なことを披露しますが、誰がお芝居に出られるのかな?
恐竜好きの子どもたちには、たまらない一冊です。
ひとりぼっちのライオン
あるところに、さびしがりやのライオンがいました。ライオンは、ともだちを探しに出かけました。
いろいろな動物に会います。その動物のまねをしたり、にっこり笑ってみたりして、なんとか仲良くなろうと頑張りますが・・・
ともだちと仲良くなった時のうれしさを、思い出せる絵本です。そして、ともだちを大切にしたくなりますよ♪
ぽちっとあかいおともだち
真っ白な雪の中に、しろくまの子どもミキは、ぽちっと赤いものを見つけました。「あれはなんだろう?」と、近くまで走っていくと・・・。
ミキは、ぽちっと赤いおともだちと雪の中で楽しく遊びました。
すると、ぽっちと赤いおともだちのママが来て、うれしそうにくっつきました。それを見たミキは、自分のママを探します。ミキのママはどこにいるのでしょう?
ママにぎゅーっとしてもらいたくなる絵本です。
わたしのおふねマギーB
あるばん、マーガレットは「おふねで思いっきり海を走りたいの」と、お星様にお願いしました。目が覚めると、願いがかなって、弟のジェームスと舟の中にいるのでした。
自分の舟が嬉しいマーガレット。船室を掃除したり、お料理したり、ジェームスのお世話をしたり、大忙しです。そんな時、嵐がやってきました。マーガレットは舟を守るのに大活躍!
ほっとしたところで、マーガレットの一日は終るのでした。
どんな子どもにも、夢があります。そんな夢がかなったお話です♪
山のとしょかん
山に住んでいるさみしいおばあさん。むかし子どもたちに読んであげた絵本がおしいれからでてきました。その日から、夜になると男の子が毎晩絵本を読んでもらいにおばあさんの家にやってきます。「どこの子かしら?」と、ある日男の子についていくと…なんと!
絵本を読んでもらう幸せな気持ちと、次の日のお話はなんだろう?というワクワクした気持ちを一緒に味わうことのできる絵本です。
おしいれのぼうけん
子どもたちの身近にある、友だちとのけんかから、大冒険が始まります!真っ暗なおしいれ・ねずみばあさん。怖いことがたくさんあるけど、友だちと一緒なら大丈夫!友だちの大切さと、冒険のワクワクを届けてくれる絵本です。
わくせいキャベジ動物図鑑
わくせいキャベジにすんでいる動物たちを学べる図鑑です。
わくせいキャベジについては、その多くがまだ謎に包まれています。
一部をご紹介しましょう。
『ウマパラガス』草原に住み、一日にたくさんの草を食べる。
『クマネギ』茶色く大きな体で、表面の皮はとてもうすい。皮がむけると、その下は白い。
はるか彼方のわくせいキャベジについて、みなさんも思いをめぐらせてみてください。
もう ぬげない
ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって、もうどのくらいたったのかしら。
おもしろいフレーズから始まるこの絵本。
自分の身に起きる『事件』をおもしろおかしく、またそれを前向きに捉えていく主人公。
ポジティブに事件解決だ!!。子ども目線での出来事を、子ども目線で考えさせてくれ、楽しませてくれる絵本です。
でも、最後の結末は、「あっ、やっぱり・・・。」
そらの100かいだてのいえ
ある日、ツピという名前のシジュウカラが、ひまわりの種をみつけます。お腹が減っていたけれど、一つ食べるよりはたくさん食べたい。
ツピはひまわりの種を育てる事にしました。だけどどこに植えていいのか分からず困っていると・・・。ツピのひまわりの種を作る作戦は上手くいくかな?
100かいだてのいえ
ある日トチくんに手紙が届きます。「ぼくは100かいだての てっぺんに住んでいます。あそびにきてください」
さぁトチくんの大冒険の始まり始まり~。100かいだての家は、色々な動物たちのおうちが繋がって出来た家。てっぺんには誰がすんでいるのかな?
ページを開く度にドキドキが止まらない絵本です。
くいしんぼうのクジラ
くいしんぼうなクジラ。いただきますが大好きで、ごちそうさまが大嫌い。くじらはなんでも、どんどん食べる。海の中のもの全部食べ、川を上り川のものを全部食べ、挙句の果てに陸の上までクジラが♪
陸の上のものを全部吸い込んで満足なクジラ。さぁ家に帰ろうとした時に・・・。ダイナミックな絵の中に、細かく書かれた食べ物たち。次はなんだろうと、心がワクワクする絵本!
きょうはそらにまるいつき
赤ちゃんが空をみています。きょうはそらに まるいつき。
女の子がバスでかえります。きょうはそらに まるいつき。
みんなのよるに それぞれのよるに ごほうびのようなおつきさま。
温かみのある素敵な言葉。一日の終わりに、全ての人をゆっくりと、またいつもと変わらず迎えてくれる。そんな素敵なおつきさま。お子様とゆっくりと読んでください。平成29年度日本絵本大賞作品。
ふしぎなキャンディーやさん
ブタくんが森の中を歩いていると不思議なキャンディー屋さんがありました。「このキャンディーをなめると不思議なことが起こるよ。」黄色をなめると力持ちに!青をなめるとライオンの声!他にもたくさんの色がある♪キャンディーを4つ買って、さぁブタくんのいたずらの始まり始まり〜。子どもの創造を膨らませる事ができる一冊。
ぼちぼちいこか
かばくんが自分の未来を夢みて、いろいろな事に挑戦します。
消防士に船乗りパイロットやバレリーナ!しかし、かばくんは、かばくん。体重も重いしそこまで器用じゃない。
おもしろい失敗の仕方をしてしまいます。「どないしたら ええのんやろ?」かばくん色々考えて一言!
「ま、ぼちぼちいこか」ぜひ読んでみてください。
ぼくとクッキー さよならまたね
ぼくはクッキーと毎日毎日仲良く遊んでいます。いつも別れるときは、「さよなら、またね」次の日もまた次の日も。
ところがある日、いつもと同じように遊んでいるとクッキーが元気なさそう。いつもの挨拶も「さよなら・・・。」
どうしたんだろうクッキー。その日の夜、クッキーとおばさんが家にやってきました・・・。心の動きを描く作品。
おへそのあな
おへそのあなから みえるみえる。お母さんのお腹の中から、赤ちゃんが様子を伺っています。「あっお兄ちゃんだ!なにしてるのかなぁ?みてみてロボットを作ったよ。産まれてくるあかちゃんにあげるんだ」
あかちゃんがお腹の中にいる時にこのように感じてくれていて欲しいと思える感動の一冊。
にじ
♪庭〜のシャベルが〜 い〜ちに〜ち濡れて〜 あ〜めが〜あがって〜 く〜しゃみを ひとつ〜♪
幼稚園でよく歌われる新沢としひこさんの歌。そのうたの世界観が伝わってくる絵本です。お子さんと口ずさみながら、見ていただきたい絵本です。
おひめさまはねむりたくないけれど
なかなか寝付かないお姫様と、その様子をそっとやさしい眼差しで見守る両親。あたたかな家族のつながりを、やわらかい言葉と、芸術的な美しい絵で伝えます。寝る前に読めば、みんなが幸せな気持ちになれるかも?
とべ バッタ
あるしげみに、バッタが一匹隠れていた。バッタは、いろいろな動物や虫から狙われていた。毎日毎日、怯えて暮らす毎日。そんな暮らしが嫌になり、バッタは決意する。飛び立とうと!虫や動物を蹴散らし、荒地を越え空高くまで・・・。人それぞれ教わることや、感じることが違う絵本。
セイウチくんをさがせ!
皆の人気者セイウチくんがなんと動物園から逃げ出しました。セイウチくんは街の中の物や人になりきって隠れています。あなたはセイウチくんを見つける事はできるでしょうか?
文字が一切なく、絵だけでストーリーを考える絵本ですが、楽しくまた内容も分かりやすいので、とても楽しめる一冊となっています。
30000このすいか
山に囲まれた広い畑に30000個のすいかがのんびりとくらしていました。ある時カラスたちが言いました。「可愛そうに。この子たちは食べられてしまうなんて ちっとも知らないよカーカー」と。
『わたしたち食べられちゃうんだ!!!!』『ここにいたら大変だ!逃げ出そう』さぁ30000個のすいか達の、冒険が始まるよ!!
28年度絵本大賞作品!!
はっきょいどーん
皆んなのヒーロー明の海関!優勝が懸かった大一番!相手は最強横綱ぶるどう山!みあってみあって、はっきょーーい、どん!!!!!!!
この絵本は言葉ではなく、絵から力強さ・勇気・根性・努力が伝わってきます。見ているこちらも「頑張れ!頑張れ!明の海!!」と応援したくなってきて、相撲が取りたくなっちゃう一冊。
ふたつのいちご
おかあさんがケーキを作ってくれました。しかし家族の全員分のいちごがありません。そこでかすみちゃんは、『いちごを探してくる』とコートをきてポケットにハンカチをいれ、靴をはいて出かけました。ところが、前にいちごが生っていたところには、枯れた葉っぱがあるだけでした。ちょうどその時にうさぎに子どもが・・・。林あきこさんの温かい絵、細かい描写を楽しんでみては?
フワフワさんはけいとやさん
第19回の絵本大賞の「今日はマラカスの日」のスピンオフ作品です。
クネクネさんのお友達のふわふわさんが今度は主人公!皆に喜ばれる毛糸のパンツや帽子を作ります。ゆったりとした物語の展開の中に、ふわふわさんのあったかい心づかい。みているこちらまで心がほっこりしてきます。是非お子さまとゆったりした時間の中でお楽しみください。
どうぞのいす
うさぎさんがつくったちいさないす。そのいすを皆が大好きな大きな木下に置きました。『どうぞのいす』という看板をつけて。そこに荷物をもったロバがやってきて、どうぞのいすに荷物を置いてお昼寝をしちゃいました。どうぞのいすにはロバの荷物のどんぐりが・・・。看板には、どうぞのいすという文字。そこに熊さんがやってきました。さてさてどうなるのかな?
999ひきのきょうだい
はるです。かえるのお母さんが田んぼに999匹のたまごを産みました。田んぼの水がぬるんできたころ、たまごからおたまじゃくしが産まれました。あれあれ?ひとつだけたまごのままで残ってる・・・。よーく聞くと「グースーピー」まだまだゆっくり寝ています。皆がおたまじゃくしになっても、まだまだグースーピー。皆に手が生えてきてもグースーピー・・・。「いいかげんにおきなさぁーーい。」さぁ999匹の兄弟の冒険の始まり始まり~。
ふしぎなともだち
ぼくはおおたゆうすけ。2年生の冬休みにこのしまへ引っ越してきた。
始業式。体育館のろくぼくにのぼって『冷蔵庫 勝手にあけたら あかん』と独り言を言っている子にびっくりした。だれも気にしていないことにもびっくりした。その子はみんなからやっくんとよばれていた。
このお話は、自閉症をもつやっくんと僕のお話。やっくんとの関わりを通して人との心の繋がりを教えて貰える一冊です。27年度絵本大賞。
エステバンとカブトムシ
ある日の午後。エステバンはカブトムシを見つけた。何も言わずに、靴を脱ぎ、それを手に持ち、ぐっとふりあげた。そのときエステバンは考えた。『このカブトムシはどこへいくんだろう?どこにむかって?どこまで?』気にしだし始めたら、とまらない。地面に顔をくっつけて、ゆっくりカブトムシをみてみた・・・。いつもと同じように行動するのではなく、たまにはふと足をとめ、『理由』を考えてみるのもいいかも?
ジャーニー
女の子とまほうのマーカー
ある日、女の子が暇をもてあましています。家族はだれも相手をしてくれません。部屋に戻ると一本の赤いマーカーが。どこかへ行きたい!という心から、壁にドアを書き、そのドアを開けるとそこは今までに見たことのない素敵な世界が広がっています。さぁ冒険の始まりです。この絵本は文字がありません。しかし絵から表情や気持ち、緻密に計算された風景等、様々な物が伝わってきます。さぁ子どもと一緒に冒険へ!!
ほうれんそうはないています
ぼくはほうれんそうです。ゆでておひたしに。バターといためてしょうゆをたらり。でもぼくはたべてもらえません。最初この絵本を読んだ時、途中まで何の事だろうとおもっていました。しかし、呼んでいく中で、意味が伝わりました。日本で起きた事、これからの未来へ投げかけたメッセージ。気持ちが風化してしまわないように、子どもたちに伝えていかなくてはいけないと思いました。
うそ
うそをつくのはいけないことだけど、うそをつかない人なんているのかなぁ?良く思われたい時・怒られたくない時・嫌われたくない時・悲しませたくない時・本当らしくみせたい時 何かを 守りたいとき 人は嘘をつく。嘘ってなんだろう。人ってなんだろう。子どもにむけた哲学書のような絵本です。
そうちゃんはおこってるんだもん
おかあさんがお出かけしていない時に、お父さんとそうちゃんと妹のなっちゃんのやりとりが描かれています。兄弟がいて、下の子を優先してしまう事はないでしょうか?そんな一日を、お兄ちゃんの視点から描いた作品。お兄ちゃんだからといって、色々な事ができるようになったって、子どもなんです。甘えたいときや、悔しいときもあります。そんな時は…。
お父さんお母さんに是非とも読んでいただきたい絵本です。
おっとあぶないかわのなか
ある島で、草原の王ライオンが親子で釣りをしています。そこに森の王のゴリラの親子がやってきました。二人の王は自分たちが一番すごい!と、自慢や競争を始めます。しかしその時、大雨が降り二人ともピンチに!困ったときまでお互いの足を引っ張る二人。しかし絶体絶命になると二人が力を合わして・・・。人間のおもしろい性が上手に描かれている絵本です。
あんなになかよしだったのに
こぐまのだいとちいは、とってもなかよし。いつもふたりであそんでいます。遊びに関しては、だいの方が何でも得意。だいはついついちいに文句を言ってしまいます。「よわむしだなぁ」「へただなぁ」「もうちいとは遊ばない」。ちいはショックを受け、次の日からだいとは遊びに行かなくなりました。残されただいは色々な事を考えます.果たしてだいはどうやって仲直りをするのか?言葉の大切さ・友達の大切さを学べる絵本です。
デイビッドがやっちゃった!
前回紹介した「だめよ デイビッド」の続編です。今回はデイビッドが喋る側にまわります。ママのいう「だめよ」は、「危ない目に合わないで」「立派な大人になって欲しい」という言葉の裏返し。その言葉の本当の意味は「愛しているわ」だと思います。今回言い訳しているデイビッドは、本当は「僕、失敗したくないんだ」という事なのかも??
はじめてのおつかい
『みいちゃん 一人で おつかい できるかしら?』
「うん!みいちゃん、もう いつつだもん」
そこから始まる、みいちゃんの冒険。自転車を飛ばす人やともだちのともちゃん。長い坂や、声をかき消す車。さまざまな物がみいちゃんを遮ります。子ども目線でみる、景色や大人たち。果たしておつかいの結果は?
林明子さんの温かい描写に包まれてください。
おおやまさん
このおじさんはだれしょう?泥棒?おまわりさん?正解は幼稚園のバスの運転手さんです。いつも恐い顔をしていて、めったに喋る事もありません。喋ると言えば、『右よし、左よし』だけ。そんなある日僕は見てしまったのです、おおやまさんが笑っている所を・・・。
子どもたちの目線で、子どもたちが気づいた運転手さんの、優しさと温かさと厳しさ。『プロ』なおおやまさんに心が温かくなります。
はしれ、トト
トトはわたしの大事なぬいぐるみ。ある日、おじいちゃんに連れられて競馬場に出かけたら、トトそっくりの馬がいた・・・。おじいちゃんと一緒にいった大人たちの競馬場を、子ども目線で捉えている絵本です。子どもが感じる部分を鮮やかな色で表したり、嫌いな部分を白黒で表したりとダイナミックな画法で描かれています。子どもの頃の感覚が戻ってくるようでした。
あんちゃん
この絵本は本当にあった事をもとに描かれたそうです。作者は長い間地域の子どもたちと、ソフトボールやドッジボールをする事に関わっていました。その中で色々な子たちが卒業していったそうです。その中にいた「りょうき」は視野が徐々に狭くなる病気を持っていました。その子の事を弟目線で描いています。彼はその後、理学療法士を目指し、勉強をしスポーツ活動も続けているそうです。強く生きる事の素晴らしさを学びました。
きょうはマラカスのひ
マラカスをしってますか?の一言で始まる世界。今までに見たことのない感触の絵本です。クネクネさん、フワフワさん、パーマさんがマラカスの発表会を行ないます。発表会では、軽快なリズムが描かれており、子どもたちに読むと踊りだしてしまうかも?本を読んでる最中は笑顔に絵本を読み終えたときには、心の中からホッと温かくなります。この本は、銅版画に色をつけて描かれています。本年度の絵本大賞です。
カエルのおでかけ
物語の主人公はカエル。カエル視点で物事が進んでいきます。普通明日の天気は「雨」と聞くと、気分が少し滅入ってしまいますが、カエルは「やったーいい天気だ!」。外に行くのも傘なんていらない。服だって着たくなーい。時間が経ち、雨がやんでしまうと・・・。絵の質感や色彩がおもしろく、どんどんページを捲りたくなる素敵なお話。
もりのかくれんぼう
遊んだ帰り道に、けいこはつまらなさそうに歩いています。「よーいどん」の合図でお兄ちゃんが勝手に走り出しました。後を追っかけていくと生垣の中へ。そこを抜けると見たこともない大きな森の入り口に・・・。
昔からある絵本で、かくれんぼをしていたあの頃を思い出します。子どもたちには、かくれんぼのドキドキする気持ちや楽しさが伝わるかも?
はぶじゃぶじゃん
「ぼくの名前は、はぶじゃぶじゃん。只今魔法の修行中。まほうの呪文もはぶじゃぶじゃん。きょうの修行はまっくろくもを追い返すこと。」から始まる、軽快な物語です。魔法を唱えると、追い返すどころかどんどんたいへんなことに。
まけるなはぶじゃぶじゃん!頑張れはぶじゃぶじゃん!!
ともだちできたよ
ともだちがいないうさぎ。いつもひとりで池のほとりにいます。「だれかともだちになってくれないかなー」。つぎの日、うさぎのもとに手紙が届きます。「おれと ともだちに ならないか っぱより」・・・。
うさぎは、「っぱ」をさがしにいきます。さて「っぱ」とはだれのことでしょう??
もりのおくのおちゃかいへ
キッコちゃんは、おとうさんが忘れていったケーキを、届けに行くため森の中へ入っていきます。お父さんの背中をみつけ、そのままついていくと、実はお父さんではなく、くまでした!しかもなんとそこは動物たちが開いていたお茶会の会場。動物たちは喜んでキッコちゃんを迎えてくれました。 この絵本は全体に白黒で、伝えたい所だけ色が塗られています。作者の心と、温かさが伝わる日本絵本賞 大賞作品です。
くれよんのくろくん
新品のくれよんたち。色んな色のくれよんたちが真っ白なキャンパスに絵を描き始めます。しかし黒い色のくろくんだけ仲間はずれ。落ち込んでいると、皆が喧嘩をはじめちゃった。「僕の色がみえないじゃないか」「わたしのうえに書かないで」。それを見たくろくんは、絵を全部黒で塗りつぶして・・・。皆それぞれ光るものがある。いい所を見つけて伸ばすことが大事と教えられます。
ふしぎなタネやさん
あるひブタくんが、もりの中を歩いていると不思議なタネやさんがありました。タネやさんのおじさんはブタくんに、色々なタネを見せてくれます。白いタネ・わっかのタネ・ふわふわのタネ他にもいっぱい。さぁ一緒に呪文を唱えましょう。「ネタ ネタ ロデネタ〜 ネタ ネタ ロデネタネタ〜」 さぁいったいどんな樹が育つかな?
せんたくかあちゃん
せんたく大好きなかあちゃん。晴れた良い天気の日は何でもせんたくしてしまう。子どもも犬もネコも食べ物だって、家にあるものはぜ〜んぶせんたく。空から落ちてきたカミナリさまだってなんのその。せんたくばさみでしっかりとめて、しわをのばしてピンピンピン。かあちゃんにかかれば、ほら、何でもこの通り。お子様と一緒にゆっくりみてあげてください。
きりんいす
せんたく大好きなかあちゃん。晴れた良い天気の日は何でもせんたくしてしまう。子どもも犬もネコも食べ物だって、家にあるものはぜ〜んぶせんたく。空から落ちてきたカミナリさまだってなんのその。せんたくばさみでしっかりとめて、しわをのばしてピンピンピン。かあちゃんにかかれば、ほら、何でもこの通り。お子様と一緒にゆっくりみてあげてください。
ぼくのふとんはうみでできている
ぼくのふとんはうみでできている。波の音でぐうぐうぐう。ぼくのふとんはねこでできている。ねこのふとんをこねこね。ぼくのふとんはパンでできている。パンのふとんをむしゃむしゃ・・・。夜の夢と朝の目覚めのいったりきたりが楽しい“ふとん”。
てつぞうはね
ミロコマチコさんがかっていたねこの“てつぞう”。てつぞうとの思い出を、温かな言葉とかわいらしい絵で表現しています。てつぞうの一つ一つの行動が、ミロコマチコさんの日々の生活の中に繋がっていて、全てを受け止め、大事な家族の一人として共に生活していたのが伝わってきます。
ミロコマチコさんの感性と優しさがとても近くに感じられ心が“ほっこり”。
てんごくのおとうちゃん
てんごくのおとうちゃんへの手紙。拙い記憶をたよりに思い出す、おとうちゃんとの出来事。どれもこれも、おとうちゃんへの愛に溢れています。もっとおとうちゃんと遊びたかったなあ・・・。もっとおとうちゃんに怒られたかったなあ・・・。読むたびにギュッと心を掴まれ、目頭が熱くなるそんな『手紙』です。
おじいちゃんのごくらくごくらく
おじいちゃんと過ごす毎日。幼稚園の送迎・遊び・お風呂、何から何までおじいちゃんと一緒。おじいちゃんと過ごす一つ一つが僕の宝物。中でも、『ごくらくごくらく』という言葉が、僕のお気に入り。ある日おじいちゃんと温泉に行く約束をした。とっても楽しみにしていたけれど・・・。家族の大切さを知り、家族を大事にできる子に!
きょうはなんのひ?
記念日を覚えていますか?生活をしていく中で、忘れ去られてしまう事もある記念日。自分の子どもがその記念日を覚えていて、色々な仕掛けをしながら、精一杯お祝いしようとしてくれます。林 明子さんの独特のタッチの絵の中で、温かさと優しさを感じることができます。
ぼくのトイレ
朝のトイレ。お父さんが並んで、お兄ちゃんが並んで、僕も並ぶ。毎日同じトイレ。そのトイレがいつもと違ったら・・・。ふにゃふにゃトイレ、ルーレットイレ、図書館トイレに50メートルトイレ。でも一番楽しそうなのは、トイレットコースター!どんな冒険が始まるかな??
だめよ、デイビッド!
デイビッドのママは、いっつもいう『だめよ、デイビッド!』って。
何をするにしても、いたずらばっかなデイビッド。その度にお母さんに叱られちゃう。でも全然気にしない♪だけど本当に悪いことをしたら・・・。最後の1ページに全ての意味がこめられた作品。
あらまっ!
男の子名前はパトリック。ある日一人でおばあちゃんの家へ泊まりにいった。おばあちゃんは、パトリックを寝かせようと一生懸命だが、パトリックは言い訳を言いながら、のらりくらりと逃げていく。その度のおばあちゃんの声が『あらまっ』。どんどん変わっていくおばあちゃんの声が面白い作品。
ものすごくおおきなプリンのうえで
ものすごくおおきなプリンのうえで、なわとびしたらどうなるかな?
ものすごくおおきなアイスのうえで、なわとびしたら・・・。子どもたちが一度は夢見る光景。大きな大きな食べ物の上で遊べたらな・・・という子どもの気持ちが絵本の中に描かれています。
おふろだいすき
自分が小さかった時のお風呂。いつも同じおもちゃを持って入り、とても大きく感じたのを思い出します。
自分の家のお風呂に、ゆっくりな亀や、いつも競争している双子のペンギン。シャボン玉で遊ぶアシカに、すこし偉そうなカバが出てきて、最後にはクジラまで!!こんなお風呂があったらいいなと思わせてくれます。
お風呂上りはお母さんが気持ちいいタオルを持ってまっていてくれる。お風呂が大好きになる絵本です。
へちまのへーたろー
ある日、子どもがへちまを見て「きゅうり」と呼びます。へちまのへーたろーはきゅうりに間違われないように、もりもりファイトを燃やして、その子どもを見返そうとします。ですがやればやるほど逆効果。どんどんへんな呼ばれ方をされてしまいます。
子どもとへーたろーのやりとりがとてもおもしろい一冊。
オオカミがとぶひ
幼い頃に感じた『嵐の夜』。風がビュービュー吹き、雷がゴロゴロなり、雨がザーザー降る。夜がきて星空がでて眠りにつく・・・。幼い時に感じた“その時”を、動物を使いダイナミックに表しています。読めば読むほど引き込まれ、子どもたちの感じている世界に戻れる気がします。
本年度 絵本大賞の作品です。
しろくまのパンツ
パンツがなくなっちゃったしろくまさん。仲良しのねずみくんといっしょにパンツを探しにいきます。この絵本は子どもたちが喜ぶ仕掛け絵本になっていて、パンツの形と色で動物を探します。しましまパンツに、へんてこりんな水玉、さかさまに、にんじんと・・・。さて、しろくまさんのパンツはみつかるかな。
わかがえりの水
その水を飲むと、なんと年が若返る。あなたなら一体どのぐらい飲みますか?
スズキコージさんの独特のタッチの絵に引き込まれながら、人のエゴイズムに触れたり、人生の教訓を教えてくれる絵本です。
やまぐにほいくえん
年中組のたけしと年少組で妹もよしこが、やまぐに保育園に入園してからの1年間がいくつかのお話になっています。
隣の山で山菜採りをしたり、タヌキの世話をしたり、自然に囲まれたやまぐに保育園ならではの出来事が描かれていたり、年長児やクラスの友達とのやり取りが描かれていたり、子どもたちの純粋な心模様とともに心身の成長の様子を読み取ることができます。
子どもの目線からも大人の目線からも楽しめる本だと思います!
おおきなおおきなおいも
明日はいよいよいもほり遠足。子どもたちはとっても楽しみにしていましたが、なんと次の日の朝、雨が降っていました。残念なことにいもほり遠足は中止になってしまいました。残念がる子どもたちに先生は「待てば待つほどおいもは大きくなるよ」と声を掛けます。それを聞いた子どもたちは、紙をたくさんつなげて大きな大きなおいもを描きました。すると、先生は「こんな大きなおいも、どうやって掘り出すの?」と尋ねます。ここから子どもたちの素敵な創造の世界が膨らんでいきます。
子どもたちの空想に引き込まれること間違いなしです!
うどんできた!
うどんの作り方がわかる絵本です。粉をこねている時の手の感触や足で踏んでいる時のふわふわした感じが絵本から伝わってきます。
絵がとってもリアルで、うどんが美味しそう!この絵本を読んだらうどんが食べたくなりますよ♪
おいも!
幼稚園でも毎年育てているさつまいも。秋の楽しみといえば、おいもほり!おいもを掘る時の子どもたちのきらきらした笑顔、おいもを掘る時のわくわくした気持ち、掘り当てたおいもを持って帰る時の誇らしげな気持ち。そんな心を思い出させてくれます。あつあつの焼き芋食べたら、どうなっちゃうの?めくるのが楽しくなる、読み聞かせにぴったりの絵本です。
かぜがつよいひ
風が強い日に、姉弟が家の中でしりとりをして遊ぶことにしました。お母さんはお買い物に出かけています。家の外ではしりとりで出てきたものが、強い風に吹かれてどんどん飛んでいきます。「しんぶんし」⇒「シャツ」⇒「つりざお」⇒「おうむ」⇒「むしめがね」といった具合です。最後には「おかあさん」あらっ!「ん」がついてしまいました!そこでお母さんが買い物から帰ってきます。頭に「するめ」を付けて。笑
絵がとってもリアルで、じっくり眺めたくなります。しりとりのスピード感もあり、どんどんページをめくっていきたくなる絵本です。
まほうの夏
都会で暮らす子どもたちにとって田舎で過ごす夏休みはどんなに刺激的なことでしょう。都会では体験できない本物の自然の中でのびのびとした遊びや新鮮な食事といった、田舎ならではの魅力が存分に描かれています。森や川、海などでの忘れられない、魔法のようなひと時を送った子どもたちが、都会へ戻るときに見せる真っ黒に日焼けをして誇らしげな表情が印象的です。
やさいのおなか
「これなあに?」白黒の野菜の断面が描かれていて、次のページに色のついた断面と正解の野菜が載っています。
この絵本を読むと、自然と野菜に興味を持てるかもしれません。嫌いな野菜があっても「食べてみよう!」という気持ちになれるといいですね。♪
あめふり
ばばばあちゃんが、ずっとやまない雨に怒っていろいろなものを燃やしていくと煙がモコモコと雲まで届きました。煙で鼻がかゆいかみなりたちがくしゃみをすると、なんと雲とかみなりが落ちてきた!落ちてきたかみなりと雲はどうなってしまうのでしょうか?
ばばばあちゃんの奇想天外な発想と力強さに、驚かされる絵本です。またかみなりたちが雲を洗ったり絞ったり干したりそしてかみなりの数がすごくたくさんいて、一人一人の表情を見るのも楽しい絵本です。
でんしゃがきました
でんしゃがガッタンふみきりカンカン。ねずみさんの待っている駅にチーズの路面電車がきました。うさぎさん、らいおんさんなどいろんな動物の駅にも電車がやってきて、最後はわたしの駅。わたし駅にはどんな電車が来るのでしょうか・・・
おいしそうな食べ物がたくさんでてきたり、リズミカルな繰り返しの文があるので、楽しく読み進めていくことのできる絵本です。
にじいろのさかな
にじいろに輝くうろこを持った、世界で一番美しいさかな。しかしにじうおはいつもひとりぼっちでした。「僕はこんなにきれいなのに、どうしてだれも好きになってくれないのだろう…」この悩みを、賢いタコのおばあさんに打ち明けると「きらきらのうろこを他の魚に分けてあげるといい」と教えてもらいました。でもにじうおは、自慢のきらきらうろこを分けてあげると自分が一番美しい魚ではなくなってしまうので、ためらってしまいます。にじうおは友達ができるのでしょうか?
わたしのかさはそらのいろ
新しい傘をさすのは、とっても楽しみなことです。その傘が空の色ならなおさら、雨の日もいい天気で楽しくなります。空色の傘を歌いながらさしていると、「いーれて」といろいろな動物が傘の中に飛び込んできます。不思議なことに傘が入ってきた人数に合わせて大きくなっていきます。大きな傘の中で遊んでいると、「虹がでたよう」と誰かの声。雨が止んできれいな虹が出ていたのです。
大好きな傘があると、雨の日も楽しいですね♪
だるまちゃんとかみなりちゃん
だるまちゃんはかみなりちゃんの落し物を拾おうと奮闘し、かみなりちゃんはお礼に素敵なところに連れて行ってくれます。雲の上はこんな感じなのかなとワクワクするお話です。
50年以上愛されているだるまちゃんシリーズの2作目です。今まで描かれてきたてんぐちゃんやうさぎちゃんなど、全てのキャラクターが登場するだるまちゃん音頭もあるんですよ♪お子様とだるまちゃんシリーズを思い返しながら体を動かすのも楽しいかもしれませんね。
げんこつやまのたぬきさん
この絵本は、おなじみのわらべうた「げんこつやまのたぬきさん」のうた絵本です。長野ヒデ子さんの優しい絵と、アレンジが楽しい、歌いながらページをめくっていける絵本になっています。
たぬきさんのほかに、うさぎさん、おつきさまも登場し、それぞれの親子の姿を描いています。
絵本を通じてお子様と歌を歌ってみてください♪
おおきくなったらなにになる?
「おおきくなったらなにになる?」という題名の絵本。お百姓さんに始まり、音楽家・アナウンサー・コックさん・消防士・秘書…たくさんの将来の夢がページをめくるたびに現れます。この中に大きくなったらなりたいものが見つかるかもしれません。この絵本を読んで親子で話し合ってみてはどうでしょうか?きっと素敵な夢が見つかります♪
ディック・ブルーナのわかりやすくて見やすい絵が子どもたちの目をひきつけてくれます。
せいちゃん
せいちゃんは、お隣の男の子。三輪車でぼくの家にいつも遊びに来るのです。ぼくとせいちゃんは、とっても仲良し。これからもずっと一緒だと思っていましたが、せいちゃんは、ある日引っ越していってしまいます。ぼくはせいちゃんに手紙を書いて返事をもらいました。「春になったら行きます」と書いてあります。春になったら、せいちゃんは来るのでしょうか?
友だちの大切さを知ることのできる絵本です。
はまべにはいしがいっぱい
子どもたちの大好きな石がモノクロで描かれた絵本です。
浜辺の石はいろんな色や形をしていて、まったく同じものは二つとありません。そして石は、いろんなものに見えます。子どもなら特に。
この絵本には、そんな石の魅力がいっぱいに詰まっています。
さかなの形をした石、がちょうみたいな石、数を教えてくれる石、そして素敵な顔の石。言葉も少ないこの絵本を、じーっと見つめて、親子で石の形の話しをしてみてください。
ふつうに学校にいくふつうの日
ふつうの男の子がふつうの学校にいくと、全然ふつうじゃない先生が教室に入ってきました。先生は子どもたちにまず音楽を聞かせ、それを聞いて頭の中に浮かんだ絵を描くように言います。ふつうの男の子は、このふつうじゃない授業がなんだか面白くて夢中になりました。
「先生とはこうありたい。」と、私たち幼稚園の先生が思ってしまう先生が出てくる絵本です。こんな楽しい毎日を子どもたちとおくれたら、なんて幸せなんでしょう♪
どうしてないているの?
小さな子どもは、ちょっとしたことですぐに涙を流します。この絵本の女の子も、「だってお豆が嫌いなんだもの」「だってクマちゃんの目が1つ取れちゃったんだもの」・・・涙を流しているわけを話しているうちに女の子はどうなっているのでしょうか?
子どもならではの特徴をよくとらえている絵本です。
みどりいろのたね
主人公のまあちゃんがえんどうまめの種を植えるときに、口に入っていた緑のメロン飴も一緒に植えてしまいます。土の中では、種と飴が大喧嘩を始めますが、種たちが順番に飴をなめて美味しさに仲直り。まあちゃんは水やりをしてくれないので飴を栄養源に芽を出し大きく生長しました。収穫したえんどう豆は一体どんな味がしたでしょうか?
作物を育てることに親しみがある池上台幼稚園の子どもたちは、この物語を読んでどんなことを思うのか、ぜひ読んでみてください!
ホットケーキできあがり!
ジャックは、朝起きてすぐに、「今日はでっかいホットケーキが食べたいな」と思います。そこから、畑で小麦を収穫して粉にして、卵はにわとり小屋へ、牛乳は牛小屋へ取りにいきます。ホットケーキは食べられるのでしょうか?
この絵本を読むと、食材はどのように手に入るのかがよくわかります。他の食べ物についても、親子で話し合ってみると楽しいですね♪
なにかがいる
ページに隠れている生き物を探します。一見見ただけではわからない擬態した虫や周りに同化した動物などの生き物を発見したときは、とっても嬉しいです。大人でもすぐにはわからないので、親子で探してみてください♪
おもち!
「こねこね」「ぺったん」「もちもち」「むにゅ~ん」、おもちの伸びる、くっつく感じが絵本から伝わってきます。つきたてのおもちの美味しそうなこと!おもちつきをしておもちを食べたくなってしまいます。お正月などに読むのも良いのではないでしょうか?
大ピンチずかん
この図鑑は、世の中の様々な大ピンチを紹介しています。中にはくすっと笑えるピンチがいっぱい!「そうそうそう!」と共感できること間違いありません!この図鑑を読んで、ピンチにどう対処するか考えておくと良いかも!?
おつきさまのパンケーキ
この絵本は、縦にページを開いて読みます。
お月さまからパンケーキの種がぽたぁんと落ちてきます。それをあわててフライパンで受け止めて、ジュージュー焼いたら・・・美味しいパンケーキができました!
この絵本を読んだら、お月さまを見るとお腹がすいてくるかもしれませんね♪
チャイルドブックのちいさな昔話51話
この絵本は月間保育絵本『チャイルドブック』に掲載された、小さいコマ絵とお話を短い文章で綴った昔話51話です。「いっすんぼうし」「うらしまたろう」などの日本の昔話と「あかずきん」や「大きなかぶ」などの世界の昔話があり幼児期に必ず一度は読んでおきたい名作ばかりです。
コマ絵の形式になっているのでわかりやすくておもしろく、文字を覚え始めた子どもたちにも苦労せず読み進められる長さなので読み聞かせにも子どもが一人で読むのにもぴったりです。
ゆうちゃんのみきさーしゃ
ゆうちゃんがおやつに食べたおかしの缶を転がし、止まった缶の上にコップをのせると、みきさーしゃに大変身したのです。
ゆうちゃんはみきさーしゃに乗り、食べ物を探しに旅にでます♪いったい何を見つけることができるのでしょうか。また、見つけた食べ物を乗せたみきさーしゃからはいったい何がでてくるのでしょうか。不思議でワクワクする絵本となっております!!
つきのぼうや
空の上のお月さまが下を見ると、地上の池の中にもお月さまがいることに気が付きました。気になって池の中のお月さまを連れてきてほしいと『つきのぼうや』にお願いをしました。『つきのぼうや』は飛行機や鳥に出会ったり、月に似ている風船やボールを見つけます。そして、ついに池の中に飛び込みました。池の中には魚がたくさん住んでいて、つきのぼうやに興味津々。すると、ぼうやはあるものを見つけました。そのあるものとは一体何なのでしょうか。そして、ぼうやは空にいるお月さまに地上のお月さまを連れていくことはできるのでしょうか。
『つきのぼうや』と一緒に冒険をしているように感じる絵本です。
おつきさま こっちむいて
夕方西の空に見た月は、横を向いた細い三日月。「おつきさまこっちむいて」と男の子は月に呼びかけます。そのあと男の子が見つけたのは、飛行機雲を見ている月、自転車にどこまでもついてくる月、雲とかくれんぼする月。だんだん月の形が変わってきましたが、なかなかこっちを向いてくれません。
誰もが一度は思ったことのある月とのかかわりが描かれています。
セロ弾きのゴーシュ
ゴーシュは町の音楽会でセロを弾く係でした。しかし、あまり上手く弾けず、楽長にひどく怒られてしまいます。音楽会まであと少しだったので、ゴーシュは帰ってからもセロの練習を一生懸命していると、毎晩動物たちがやってきます。動物たちの訪問によってゴーシュは、気付かぬうちにセロの腕を上げていきました。
音楽会当日、演奏は大成功しましたが、楽長がゴーシュをアンコールに指名しました。一人舞台に立ったゴーシュは、セロを上手く弾けたのでしょうか?また、楽長や楽団のみんなの反応はどうだったのでしょうか?
難しい内容ですが、他人の声に耳を傾けることも大切さを教えてくれる絵本です!
はしれちいさいきかんしゃ
大きな駅の構内で、貨車を引いて働く小さな機関車がいました。遠くへ行かせてもらえない機関車はせめて隣町に行ってみたいと思っていました。
ある朝、整備士の目を盗んで小さな機関車は駅を脱走して隣町へ向かいます。初めて見る風景に胸を躍らせながら走り、人々を巻き込みながら隣町へ。再び駅に戻るまでの機関車の冒険を描きます。
あちこちを生き生きと走りまわる機関車は喜びにあふれており、読んでいて笑顔がこぼれる絵本です。
しょうとのおにたいじ
しょうとという1羽のかわいい小鳥がおりました。しょうとは3つのたまごを産み毎日可愛がって育てていました。ある日しょうとが留守にしていたときのこと、山から鬼がやってきて大切なたまごを3つとも食べてしまいます。しょうとが泣いていると、どんぐりがやってきて、「ちいさいものは あたまをつかわにゃ。ちえでやっつけようじゃないか」という言葉に鬼退治へ行くことを決めました。鬼のやかたへ行く途中、カニ、蜂、牛、うす、なわが仲間になり、知恵を振り絞って作戦を考えます。小さなしょうとたちは、大きな鬼を退治することができるのでしょうか?
どうぶつしりとりえほん
どうぶつの名前のしりとり絵本です。
しりとりのおもしろさも、実物の忠実な姿も学べる絵本です。
1ページずつ動物とその名前がしりとりになっているシンプルな構造なので、子どもにもわかりやすく、しりとりを楽しめます。
また、動物の絵も特徴を描き、本物の姿を伝えることができることや、親子の違いも見つけて楽しむことができます。
最後には、「まだまだつづけてね。」と終わるので、絵本をきっかけにしりとりを続けて遊んでみてください。
うさこちゃんのさがしもの
ある朝、うさこちゃんが目を覚ますと一緒に寝ていたはずの大切なくまさんがいなくなっていました。一日中、家の中を探したり、いろんな人に聞いて回りますが、くまさんはどこにもいません。夜、泣きながらベッドに入ると・・・
小さい頃に誰でも1度は経験したことがあるはずという身近なお話で、子どもの頃を思い出させてくれる絵本です。
ぽんたのじどうはんばいき
お願いするとほしいものがでてくる自動販売機。自動販売機にあこがれたぽんたは段ボールで作りました。箱の後ろに隠れているぽんたは、お金の代わりに葉っぱと引き換えで、森のみんなのほしいものをどんどん出してあげます。ぽんたは葉っぱを色々なものに変えるのが得意中の得意なのです。
子どもたちにとってはとても魅力的な機械なのに、この絵本では次から次に品物が飛び出してくるので、すっかり心を奪われてしまいます。
自分だったらなにがほしいかな?とを膨らませながら読んでください!
すいかのたね
ある日、ばばばあちゃんがすいかの種を植えました。それを見ていたネコは、何を隠したのか気になって掘り返し、すいかの種だとわかると「なあんだ、つまんない」と地面へ戻しました。それを見ていたこいぬが…。何度も掘り返されたすいかの種は「いいかげんにしろ」と怒り出します。怒ったすいかは芽を出してどんどんと大きくなります。大きく実ったすいかの一言にクスッときます。
夏は大きなスイカをパカッと割って食べたくなる絵本です♪
おしょうとこぞう
何をもらってきても独り占めしてしまうケチなおしょうさんに困ったこぞうたちは、どうにか自分たちに分けてもらえないものかと試行錯誤します。小僧は和尚さんから貰い物を分けてもらうことはできたのでしょうか。
小僧たちの一生懸命さがクスっと笑えるお話です。家族みんなで読んでください。大爆笑間違いなしです!
おっこちゃんとタンタンうさぎ
おっこちゃんが5歳誕生日にパパに買ってもらったのがうさぎのぬいぐるみのタンタンです。不思議なことにタンタンとおっこちゃんはお話ができます。
引っ越してきたばかりのおっこちゃんは、お友だちが話しかけても恥ずかしくて声が出ませんでしたが、タンタンの力を借りてたくさんのお友だちを作っていきます。ぬいぐるみとおしゃべりしながら、たくさん遊んでいろいろな冒険をして…。楽しい1年間が描かれています。
どこからが夢なんだろう?いつもの日常が非日常に感じる、こんなことができたらいいのになぁ、と思えるような絵本です。
とうさんはタツノオトシゴ
ほとんどの魚は、卵を産んだ後はそのままどこかへ行ってしまうけれど、卵が孵化するまで大切に守り育てる魚がいます。それは一体どんな魚なのでしょうか。卵を守るお父さん魚たちをタツノオトシゴ父さんが励ましながら泳いでいきます。海のいろいろな魚の生体を知ることができて面白いです!
ページとの間に透明のページが挟まれていて、イラストを重ねて立体的に見せる仕掛けが楽しめます。
ゴリラのおとうちゃん
のんびり木陰でお昼寝中のゴリラのおとうちゃんのところに、ゴリラの子がやってきて、「あそんで~や」とお願いします。おとうちゃんは、さすがの力持ちで、いろいろなダイナミックなからだ遊びで遊んであげます。
ゴリラ親子の関西弁も面白く、楽しい絵本です。
この絵本を読んで、親子で真似してみて下さい♪
ねずみのおよめさん
昔、ねずみの夫婦が住んでいました。子どもがなかなかできず、神様にお願いすると、娘が1匹生まれました。
両親は、大事に育てた娘を世界で1番偉い方と結婚させることに決めました。
世界で一番偉いのは、空から世界中を照らしているお日様だと思ったねずみの夫婦。お日様に話してみますが・・・。いったいこの世界で1番偉いのは誰なのでしょう。そして娘は誰と結婚することになるのでしょう。ページをめくるたび、ワクワクしてしまう絵本です!
ことばさがし絵本 あからん
「あからん」とは「あ」から「ん」までを意味します。ひらがなの「あ」から「ん」までそれぞれの文字をテーマに文と絵が描かれています。描かれた絵の中にテーマの文字の言葉が隠れています。よく知っているような言葉から、少し難しい言葉までたくさんの言葉があるので、文字の勉強にもなります。言葉のテンポもよく、一緒に音読をしたり、物語の先を想像して遊んだりするのも楽しそうですね。
最後のページには索引があり、文字で書かれていない言葉も絵の中にたくさん登場するので何回も楽しめます。
コッコさんおはよう
コッコさんがまだぐっすり眠っているうちに、朝はそおっとやってきて、ニワトリを起こし、森や林の鳥たちを起こし、大空をゆっくりゆっくり目覚めさせます。他には誰を起こすのでしょう・・・
寝ているうちにこうやって朝がやってきて、だんだん自分に近づいて起こしてくれるということを感じることができ、朝を迎えるのが楽しみになる絵本です。
うそ
「噓つきは泥棒の始まりって言われているけど、うそをついていない人なんている?」という問いかけから始まるこの絵本。うそをつくことはいけないことだけど、人から良く思われたいとき、何かを守りたいとき、他にも人を喜ばせる嘘は、生活の中でいつの間にかついているかもしれません。うそとは何かを改めて考えるきっかけになる絵本です。
この絵本を読んで親子で「うそ」について考えてみてはいかがでしょうか?
たべもの
様々な食べ物に合わせた擬音語がでてきて、思わず口ずさんでしまう絵本。次々に出てくる食べ物にページをめくる度、ワクワクします。
今日の食卓には、どのような食べ物があるかな?その食べ物はどんな音がするかな?と、お子さんと一緒に考えるのも楽しそうですね♪
万里の長城
中国の北部には、「万里の長城」と呼ばれる長い壁が連なっています。「万里の長城」には、50℃にもなる暑い砂漠や険しい山や崖が多く見られます。なぜ作る必要があったのでしょうか。地球の誕生や文化文明の誕生など、中国の歴史や人類の歴史を、「万里の長城」という遺産とともに学ぶことができる絵本です。
文章だけでなく図表を用いて分かりやすく説明したり、クイズもあるので大人も子どもも楽しめる1冊です。「万里の長城」にも行ってみたくなってしまうかもしれません。
しんせつなともだち
雪がたくさん降って、山もすっかり雪景色になりました。こうさぎは、食べ物を探しに出かけます。かぶを見つけたこうさぎは、ロバさんはきっと食べ物がなくて困っていると、食べ物を家に持っていきました。しかしロバさんは留守でした。ロバさんは何をしにでかけているのでしょうか。
それぞれの動物が、友だちを想って家に食べ物を届けに行くのです。こうさぎは自分の食べるものを見つけることができるのでしょうか。
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
この絵本は、「やまのえき」から出発して「うみのえき」に到着するまでの、電車の様子を描いた絵本です。何よりの特徴は、読み終わった後、もう1度後ろから読めるようになっています。
描かれている景色もとてもきれいで、トンネルを抜けた後の雪景色や一面の菜の花、美しい山並みや海岸が見入ってしまうほど細かく描かれています。また、場所によって電車の音が変わっているのも見所ですよ!トンネル中の車内の家族の様子も楽しいです。ぜひ、お子さんといろいろな変化を見つけながら読んでみて下さい。
まゆとうりんこ
やまんばの娘まゆは、迷子になっていたうりんこのお母さんになってあげることにします。ご飯を作ったりお昼寝したり、泥んこ遊びをしたり。うりんこは、無事にお母さんに合うことが出来るのでしょうか?
一生懸命うりんこのお母さんになろうとして、お母さんの大変さを知るまゆですが、うりんこと一緒にダイナミックに泥んこ遊びをしている姿や、自分もお母さんに会いたくて、急いで家に帰る姿がとっても愛おしいです。
おばあちゃんがいるといいのにな
おばあちゃんは、いつも「おかえり」と迎えてくれる。おばあちゃんの傍にいるだけで、涙が乾く。おばあちゃんは居眠りが得意。
そんなおばあちゃんが、ある日病気になってしまい、ぼくに「さよなら」も言わずにいってしまいます。いなくなって改めて感じる、おばあちゃんの優しさ・温かさに心がほっこりする絵本です。
おばあちゃんがいるといい…。おじいちゃん・おばあちゃんに会いたくなることでしょう。
バスがきました
しっぽのあるバス停に・・・ちゅーちゅー!ねずみさんのバスがきました。お耳のあるバス停は?たてがみのあるバス停は?次はどんな動物のバスがやってくるのでしょうか・・・
子どもたちの大好きな動物や乗り物に興味を持ち、絵を見ながら、次にやってくる動物たちを考えながら楽しく読み進めていくことのできる絵本です。
はちかづきひめ:お伽草子より
子どものいない夫婦は、観音様に毎日子どもが授かるようお願いをしていました。ある晩夢のなかで、願いをかなえるが生まれた子の頭に鉢をかぶせ決して脱がせないようにとお告げがありました。
約束通り鉢をかぶった女の子は近所の子からいじめられ、母親がなくなってからはさらにつらい日々を送りますが…。健気に観音様の言いつけを守る「はちかづきひめ」は幸せになれるのでしょうか?
絵がきれいで穏やかな気持ちになれる絵本です。
ともだちできたよ
ともだちがほしいうさぎは、ある日「おれと友達にならないか」という手紙をもらいますが、名前が消えて読めません。いろいろな友だちに聞きますが、りすでもないし、きつねでもありませんでした。しょんぼりしていたら雨が降ってきて、急いで帰ろうとしているうさぎに誰かが傘をさしてくれました。いったいそれは誰でしょう…?
まえむき よこむき うしろむき
人や動物、物などを前、横、後ろから見た姿を、ページいっぱいの絵と、テンポある文章で表現されています。見る角度によって全然違うものに見えてくるから不思議です!
この絵本を読んだら、今まで物を見るときに、気づかなかった事に気づくと思います。いろいろな視点で物を見ると新しい発見ができるとともに、絵を描くときに表現の幅が広がるはずです。この絵本を読むと、より豊かで優れた感性を身に着けられるかもしれません♪
まっかっかトマト
いつも食べているトマト。最初は何色なのでしょう?少しずつ赤くなってくる様子が、ジューシーな絵で描かれています。いろいろなトマトの種類が一面に描かれているページや、トマトの断面が描かれているページはじーっと見入ってしまうほど細かく描かれています。
トマトがぐいぐい伸びた、縦長のページも見所です。
幼稚園の畑でもトマトを育てています。絵本と本物を見比べてみると楽しいですね♪
あんなになかよしだったのに…
なかよし2匹のクマ、だいとちいのお話です。ある日、2人で遊んでいると、ふざけて言っただいの言葉が、ちいの心を傷つけてしまいます。だいは、何がいけなかったのか、どうしたら仲直りできるか考え、自分が言った言葉の重さに気がつきます。
普段何気なく使っている言葉の大切さを感じさせてくれる絵本です。
最後は思わずクスっとなる可愛らしいオチです。
はしれディーゼルきかんしゃデーデ
3.11の直後、ディーゼル機関車のデーデは、新潟県に連れていかれました。燃料タンク10両を福島県まで運ぶことになったのです。雪でスリップし動かなくなってしまうデーデは無事にみんなの待つ福島に燃料を届けることができるのでしょうか・・・
「どんな困難も力をあわせれば乗り越えられる」そんなメッセージを感じられる絵本です。
おおきくなったらなにになる?
2人で大きくなったら何になるか、たくさんの職業になりきりながら考えていく絵本です。どんな職業があるかワクワクしながら読み進めていくことができます。最後にたどり着いた将来の夢は・・・。
お子様と一緒に将来の夢を考えながら読んでみてください。
おばあちゃんとおんなじ
なっちゃんは、「おばあちゃんによく似ている」と、おじいちゃんに言われますが、「私ってこんな顔?」と不思議です。
ある日、おばあちゃんが秘密の場所を教えてくれました。そこはたんぽぽがいっぱい咲いたお花畑。ここでおばあちゃんが子どもの頃どんな遊びをしていたのか教えてくれました。なっちゃんは、おばあちゃんが子どもだったことに驚きました。そして、おばあちゃんに似ていることを嬉しく思ったのでした。
どんな大人にも子どもだった頃がありますよね。子どもたちにお父さんやお母さん、おばあちゃんやおじいちゃんが子どもだった時のことを話す良い機会になるかもしれません。
みずたまり
雨上がりに外へ出てみると大きなみずたまり。バシャバシャしていると「しずかにしておくれ。ここからいろんなものをみているんだから。」とみずたまりの声が聞こえました。ふくちゃんは、みずたまりがどんなものを見ているのか気になり、毎日尋ねます。みずたまりは「なないろのにじ」や「おおきなひこうき」など様々なものを見ていますが、だんだんとみずたまりも小さくなっていってしまいます。「また あおう」と言って消えたみずたまりに会うために…。
みずたまりに何が映っているか覗いてみたくなる絵本です♪
おばけのひゅーどろ
ひゅーどろは元気なおばけの子。人間を脅かすのが大好きです。さっそく男の子を脅かそうとしますが、なかなか驚いてくれません。途中で体調が悪くなってしまったひゅーどろは、男の子に連れられ面倒を見てもらうことに…。熱が出てしまったひゅーどろを冷蔵庫に入れて看病するところはとっても可愛らしいです。
一つ目小僧やろくろっくびなど他にもたくさんのお化けがでてきますが、こんなお化けなら友達になりたい!と思える絵本です。
がたたん たん
電車に乗り合わせた“しらんかお”同士が車内で起こる出来事をきっかけに心と心が触れ合う瞬間を描いたお話です。はじめは”つめたいかお”だった白黒のお客さんたちが次々おこるハプニングに心のふれあいが生じるたびに色づいていく姿に、あたたかい気持ちになり、大切なことを教えてくれる絵本です。
この絵本には文章はほとんどありません。読み手が想像力をはたらかせて色々お話を作っていくのも楽しんでみてください。
ぼくらはいけのカエル
池に住む7種類のカエルが登場します。種類によって大きさや見た目だけでなく、食べ物や鳴き声、卵の形などの違いを知ることができます。リアルな描写に子どもたちも絵本の世界に自然と引き込まれて、カエルや他の生き物に興味を惹かれるでしょう。
自然の生き物に触れる機会が減ってきている今、絵本を通して子どもたちの生き物に対する興味の幅を広げて、実際に親子で生息する地に行ったり観察したりするのも面白いですね。
やねうらべやのおばけ
ある古い家の屋根裏部屋に住んでいるおばけがいます。これまで人に姿を見られたことがありません。
ある日、屋根裏部屋にこの家の女の子がやってきました。女の子はそれから毎日屋根裏部屋にやってくるので、おばけは女の子を怖がらすことができれば、もう屋根裏部屋に来なくなると思いました。でも、どんなに脅かしても女の子は怖がらないので、とうとうおばけは、夜女の子の部屋まで脅かしに行きましたが、やっぱり怖がらないのです。おばけはどうしたのでしょう?そして最後には・・・
友だちができる嬉しさや素晴らしさを感じることができる絵本です。
クマと少年
これは、北の大地アイヌのコタンで生まれた少年と、アイヌの人々に神と呼ばれるクマのキムルンのお話しです。少年とキムルンは、少年のお母さんのおっぱいを飲んで育ちました。二人は兄弟のようにいつもいっしょにいて、お互いのことが大好きでした。
ある冬の日、イオマンテという村で育てたクマを、天に帰す儀式が行われる日がやってきます。そしてエカシと呼ばれる長老から、来年はキムルンの番であることを知らされます。1年後のイオマンテの前夜、檻の中にいたキムルンは姿を消してしまいます。
それから8年の歳月を経て、キムルンを探しに旅に出た少年。はたして二人は再会することができるのでしょうか。
あめあがり
雨が上がった公園に、大きな水たまりがあります。水たまりをのぞき込むと、向こうの景色が見えます。指で触ったら、向こうの景色が消えてしまいました。水たまりの向こうの世界とこっちの世界。同じなのかな?
雨上がりに、大きな水たまりを見つけたら、のぞいてみてください♪
もけらもけら
カラフルな面白い形に、「てぺ」「しゅびら」「じょわらん」など口に出してみたくなる言葉で響きを楽しむ絵本です。
読み方を変えて何度も読むのも楽しく、不思議な絵と言葉でクセになってしまいます。
ぜひ、色んな速さや声のトーンで読んでみてください。
ゴリラのくつや
ゴリラのお父さんは、森で靴屋の仕事をしています。靴屋はとても人気で、チーターには足が速くなる靴という風に、動物たちの要望にあった靴を作っていました。それを見ていた子どものゴリラは、ある日お父さんに自分の靴を作ってほしいとお願いします。一生懸命考えて、子どもの願いをかなえてあげようとするお父さんに、ほっこりして最後にはクスっと笑えるお話です。
ぼくがラーメンたべてるとき
僕がラーメンを食べているとき、他の子達は何しているかな?地球の裏側ではなにがおこっている?ぼくがおやつを食べているとき、世界の子はなにしてる?遊んでる、働いてる、倒れてる・・・同じ時間なのにみんな全然違うことをしています。当たり前のことですが、それぞれに違う時間があって、それぞれに様々な生活があるのだと改めて感じられる作品です。
長谷川義史さんの世界の平和への願いがこもった絵本です。
きょうりゅうたちもほんがよめるよ
いろいろな恐竜が絵本を読んでいるお話です。その中には、上手く読めなくてイライラしたり、本を破ってしまったり…自分で絵本を読めるようになった子どもたちが、おもわずしてしまう行動がたくさんでてきて共感できます。
字が大きくて読みやすい絵本です。ぜひ、自分で絵本が読みたいという子に読んでほしいです。もちろんお母さんお父さんが読んであげても♪
はっきょいどーん
相撲の取り組みで優勝がかかった大一番。小さな力士が最強の横綱に挑みます。みあってみあってはっきょいどーん!「ばちーん」「ざざざざーっ」緊張感の中での白熱したこの取り組みの勝負の行方はどうなったのでしょうか・・・
間近で力士を見るような、息づかいが聞こえてくるような臨場感や迫力が感じられる絵本です。
い~れ~て!
僕は絵を描くことが大好きで、いつも一人で絵を描いています。でも、みんなと遊ぶことは苦手。僕は僕が書いたうさぎと友だちになって、僕が描いた絵の中で遊ぶ。それがとっても楽しかったのだけど…あるきっかけで、お友だちと遊ぶことができるようになりました。
なかなかお友だちの輪の中に入っていけない子もいますが、小さなきっかけがあれば、変われるということがわかる絵本です。
たくはいびーん
たぬきびんに「わたがし」の宅配をお願いすると「わがし」に変身してしまいました。他にもいろいろな動物の宅配屋さんが出てきて、宅配便を届けます。歌に合わせて宅配すると、なんと不思議!!品物が変わってしまいます。言葉遊びがたくさん詰め込まれている絵本なので、どんな品物に変わっていくのか何度もページを見返したくなります。
親子で宅配する品物を考えて言葉遊びをしてみるのも楽しいかもしれませんね♪
みどりバァバ
みどりバァバは、こうくんのバァバです。こうくんの両親と一緒に花屋さんをやっています。みどりバァバのコロッケは大きくておいしい。ところがある日、みどりバァバの手が動かなくなってコロッケが作れなくなり、花屋さんにも出られなくなりました。そして、寒い日の夜、みどりバァバはたおれました。そして亡くなりました。
身近な人が亡くなることは、普通の生活を送っていると想像できない事ですが、少しだけその事について考えることのできる絵本です。
あなたがとってもかわいい
お母さんとして、いつまでもずっと変わらない気持ち。
赤ちゃんの顔、それはいつもどんなときも可愛い。
成長して、笑っている顔、怒っている顔、どんな顔も、かわいいと思うのです。
最後のページでママが息子を抱きしめるところは、心が温かくなることでしょう。
くじらのバース
南の島に住むナリンと、冬になるとこの島の海に帰ってくるくじらのバースのお話。ふたりは同い年で、毎年冬になると再会しお互いの成長を感じます。それぞれの生活は違っても、地球という星のもと、広い空や海でつながっているようで、ほのぼのします。
南の島での生活や、くじらの生態も新鮮にうつり、大胆で爽やかな絵に、壮大な気持ちにさせられる絵本です。
りんご だんだん
最初のページは、つるつるのりんご。これがページをめくるごとにどんどん変わっていきます。最初のつやつやしたりんごが最後にはどうなってしまうのでしょうか?
この絵本を読めば、食べ物がどのように変化していくのか興味を持つことができます。
しあわせなときの地図
ソエは戦争のせいで、家族と外国に逃げなければならなくなりました。町を離れる前に町の地図を広げて、楽しいことがあった場所に印をつけることにしました。印をつけた思い出の場所をつないでいったら…素敵なことが起こりました!
平和な時代を生きる子どもたち。戦争とはどんなことなのか、今生きる平和な毎日がどんなに幸せかということを、ぜひ親子で話し合ってみてください。
いし
石について詳しくわかる絵本です。いつもは何気なく足元にごろごろしている石ですが、この絵本を読んでみると石のいろいろなことを知ることができ面白いです!
きっかけは、あさりのスパゲッティに入っていた小さな砂。そこで石と砂は何が違うのか不思議に思ったのが始まりです。そこから石のいろいろを知っていきます。
この絵本を読んだら、足元にある石について想像できて楽しいですよ♪
虫ガール
私は虫が大好き。きっかけは2歳の時に肩にとまったチョウ。その日から虫に夢中になって、5歳になるころには虫にずいぶん詳しくなった。
幼稚園のお友だちは虫が大好きな私と仲良くしてくれたけど、小学校に行ったら、「虫が好きなんて変わってる」とみんな仲良くしてくれなくなってしまった。だから私は虫をお休みすることにした。でも、あんまりしょんぼりしている私を心配してママが素敵なことをしてくれた。やっぱり私は虫が大好き!
大好きな物を大好きと言えること、素晴らしいと教えてくれる絵本です。小さい頃に夢中になれることを見つけられるなんて素敵ですね♪
わたしのペットはまんまるいし
女の子は、ペットが欲しいのです。どんなペットでもいいから欲しいと思っていると、誕生日にお父さんとお母さんがペットをプレゼントしてくれたのです。でも、そのペットは少し変わっています。大きくてまんまるな石なのです!名前はコロです♪
石のペットは良いところがたくさん!お話を聞いてくれるし、しつけも簡単。「でもコロは私のこと好きなのかなぁ」と心配になってしまうことも…そんなある日、コロが突然「バリバリバリッ!」と音を立てて割れたのです!中から…!
お話の途中から驚きの展開があり、最後まで夢中で読める絵本です。
このかみなあに?トイレットペーパーのはなし
トイレットペーパーについて知っていますか?毎日必ず使う物ですが、その性質やどうやって作るのか?などなど、考えたことがないと思います。この絵本では、そんなトイレットペーパーのいろいろがすべてわかります。ページをめくるたびに、「へ~!」と知らなかったことがつぎつぎとわかって面白いです♪
第26回日本絵本賞受賞作品です。
こどもたちはまっている
この絵本の文章は、「こどもたちはまっている」と「~をまっている」この2文しかありません。その2文と見開き1ページのダイナミックな絵をじっくり見ると、その絵の中の物語が想像できて楽しい絵本です。
まずはじっくり絵を見て、子どもたちがいろいろ想像できる時間を持ってあげると良いと思います。第26回日本絵本賞受賞作品です。
アトリエのきつね
その冬、初めての雪が降った12月のある日。ハンターの銃声とともに1匹のきつねが画家のアトリエに現れました。この出来事を経てきつねは画家のもとを訪れるようになりました。しかし、きつね小さなきっかけで、きつねが画家のもとに姿を現すことがなくなりました。しばらくして、画家は再びきつねを見かけます。画家がきつねの跡を追うと、そこには子ぎつねの姿があったのです。それから画家は度々きつねの住処に足を運ぶようになりました。画家はある思いをきつねに語ります。その言葉を聞いたきつねはどんな行動を取ったのでしょう。画家のある思いとは?そしてきつねが起こした行動とは?
画家ときつねの言葉のない繋がりに感動します。
ケンカオニ
一緒に遊んでいた2人の男の子のぶちゃんととっちんが、ちょっとしたことでけんかに。ふたりの頭に赤と青のケンカオニがくっついて、けんかはどんどんエスカレート。魔法使いのように言葉が現実になり、巨大な生き物が次々に出てきます。
ケンカという身近な事柄ながらも途中から現れるありえない生き物たちに「どうなっちゃうの?」と思わず引き込まれます。最後には「ごめんね」ととっちん。「ぼくも、ごめんね」とのぶちゃん。「お友達とケンカしちゃったらどうすればいいだろう?」と子どもと一緒に考えるきっかけにもなる絵本です。
つやっつや なす
みんなの大好きな夏野菜といえば、なす!なすの種類、どうやってなすになるのか、なすの仲間など、なすに関するお話がぎっしり詰まっています。ますますなすのことが大好きになる、そんな絵本です!これを読んだらみんななす博士になれるかも…!?
もうぬげない
ある日、僕がお風呂に入るときお母さんが服を脱がそうとしてくれた。でも僕は自分でできるから自分で脱ごうとしたが、なんと服が引っかかってしまった。どうしても脱げない。どうしようか一人で考えたけれど、脱げない。
このままだったらどうしよう。このまま大人になるのかな。ぬがないまま工夫しながら生きる? ぬげない仲間をみつけて、たのしく生きる? あれこれ考えるうち、だんだんお腹が寒くなってきて…
男の子の発想がおもしろくて世界に引き込まれ、思わず笑ってしまう絵本です。
おひゃくしょうとえんまさま(中国民話)
昔、中国にえんま様のお祭りがありました。欲張りなえんま様は一番お供えの少なかったお百姓をこらしめるよう手下の鬼たちに命令しました。
鬼たちは稲が実らないように頭が細く、根っこが太くなる魔法をかけることにしました。ところがそれを知ったお百姓は稲の代わりに里芋を植えて大豊作。怒ったえんま様はお百姓の畑に次々別の呪文をかけさせます。そのたびにお百姓はそのピンチを活かして大成功していきます。えんま様とお百姓の知恵比べがおもしろいですよ。
くだものなんだ
これは何だろう?次々に不思議な形のシルエットが登場します。果物の断面図が切り取られており、見慣れているはずのものもいろいろな形をしていることに気づくことができます。
想像力を広げる楽しさと、身近なものの形を発見する喜びがたくさん詰まっているように思います。これを機に、果物に興味を持つことのできる絵本です。
さんびきのくま(イギリスの昔話)
森の小屋に、ちっちゃなくま、ちゅうくらいのくま、おおきなくま、3びきの熊が住んでいました。
3びきの熊が朝の散歩に出かけました。誰もいなくなった小屋にちっちゃな女の子がやってきました。部屋に入っておかゆを食べたり、椅子を壊してしまったり、ベッドで寝てしまいます。そこに3びきのくまが散歩から帰ってきてしまいます。女の子はいったいどうなるのでしょうか
繰り返される表現や、くまの大きさの違いによっての表現方法にも注目して読むと面白いです♪
せとうちたいこさん デパートいきタイ
なんでもやってみたいタイのたいこさん。初めてのデパートに出かけてウキウキ!たいこさんの「~しタイ」「~きタイ」と“タイ”だらけの絵本で、読んでいて思わずクスッと笑ってしまい楽しくなります。絵も細かいところまで描かれています。よーく見てみると最後に迷子になっている男の子がずっとたいこさんの後をついてきています。探してみてください!
ぼくたちのまちをつくろう!
主人公の男の子が自分の街を作っていくお話。「ここに何があったらいいかな?」とまずは自分の家。次に友達の家や大好きなカレーパンが売っているパン屋さん、レストラン、幼稚園など思いついたものをたくさん詰め込んで自分だけの街を作っていきます。始めは自分の家しかない真っ白だったページも好きなものや好きな人を思い浮かべていくとたくさんの建物と遊び場で、とても賑わった街ができていきます。
自分ならどんな街を作りたいかなと紙に書いてみたくなります♪
バスにのって
「トントンパットン トンパットン」。広い砂漠に旅人が付けたラジオからリズミカルな音楽が流れています。旅人はバス停でバスが来るのを今か今かと待っています。旅人の前をいろんな人が通っていきましたが、昼になっても夕方になっても夜になってもバスは来ませんでした。次の日、ようやくバスが来ましたがそのバスは満員でした。仕方がなく乗るのを諦めた旅人。果たして、旅人は無事に旅に出ることができるのでしょうか。
旅人と一緒に旅をしているような、旅がしたくなるような絵本です。
きょうがはじまる
「さあ、おきる じかん! きょうは なにを しようかな?」
その一言から絵本は始まります。まずは着る服を選んで、何をしようかな?どこへ行こうかな?絵本のなかにはたくさんの選択肢が、すてきな絵で散りばめられています。朝起きてから夜眠りにつくまで、着たことのない服を着てみたり、やったことのない遊びに挑戦したり子どもたちがやりたいものを選びながら読み進められる絵本です。
読むたびに新しい選択ができ、違う物語を想像することができます。「今日はどれにする?」とおしゃべりしながら読むのも楽しいですね。
ゆっくりくまさん
ゆっくりくまさんは食べ物を探しにやってきましたが、ゆっくりゆっくり歩いているうちにどんぐりや木の実をリスやうさぎに先に食べられてしまいます。川の向こうに山ブドウがあるのをみつけたくまさんは、大きな石を運びます。ゆっくりくまさんは食べ物を食べることができるのでしょうか・・・
ゆっくりだからこそできること、伝わることもあるということを教えてくれる絵本です。
クルトンさんとはるのどうぶつたち
クルトンさんは、春になったら山の動物たちにパンを焼いてあげる約束をしていました。うさぎやりすたちに好物のパンを焼きながら山を登っていきます。山の頂上でくまに大きなパンを焼きますが、くまは寝ていてなかなか起きてきません。そこでクルトンさんはパンでいろんな楽器を焼き、演奏して起こそうとします。
人気絵本「パン屋のクルトンさん」のシリーズです。不思議な形をしたパン作りの道具や美味しそうなパンに、大人まで心が躍ってしまう絵本です。
くもとそらのえほん
綿のようなふわふわの形をしている「わたぐも」。飛行機が通った後に生まれる「ひこうきぐも」。美しい風景と共にいろいろな姿を見せた雲が紹介されています。変わった形の雲やユニークな名前が付いた雲など雲の種類の多さにもびっくりします。
絵本の最後には雲の一覧と雲の生まれ方の説明もあり、子どもたちの興味を引きます。「これは何の雲でしょう?」とクイズを出し合ったり、絵本を見ながら雲を探しに行ったりするのも楽しそうですね。
今日の雲はどんな雲かな?そうやって目の前の世界の面白さに気づかせてくれる絵本です。
ふしぎなキャンディーやさん
ある日ブタくんは森の中のキャンディー屋さんで、不思議なキャンディーをもらいます。食べてみると不思議なことが起こりビックリ!違う色を食べるとまた不思議なことが起こります。
ブタくんはこのキャンディーを使っておもしろいいたずらを企みます。
はたしてそのいたずらは上手くいくのでしょうか。最後にはあっと驚くことが!読み終わるまで展開が読めず、わくわくする絵本です。
くろいの
「くろいの」とは何でしょう?一人で帰るいつもの帰り道に、その「くろいの」は突然現れます。何しているのか気になってしまい、後をついて行くと・・・家に招かれお茶を飲み、その後は、なんとおしいれの中に案内されます。真っ暗なおしいれの中ではいったい何が起こるのでしょう?「くろいの」はまっくろだししゃべりません。でも、何だかとっても気になってかわいい!こんなのが目の前に現れたら、きっとついていってしまうと思います♪
この絵本は全ページ白黒です。その白黒のページが一層「くろいの」を際立たせるのです。今年の日本絵本賞大賞です。ぜひ読んでください!
おしっこちょっぴりもれたろう
この絵本の表紙からわかる、パンツの前後に「ちょっぴり」粗相をしてしまう。子どもたちは思わず自分のことだ!と思うのではないでしょうか。主人公の男の子は、自分と同じような人を探す旅に出ます。子どもだからこその発想や出会う人たちの色んな悩みもまたクスッと笑えて共感できること間違いなし!そして最後はまさかのおじいちゃんと気持ちが通じ合える!?子どもたちのデリケートな題材を面白く表現してあり楽しめる物語です。
もう、ねるんだってば!
眠たくて眠たくて仕方がないクマのもとに一緒に遊びたくてたまらないアヒルがやってきました。「トランプしよう」「クッキーつくりたいから砂糖かして」となんとかしてクマと遊びたいアヒル。クマは無事にぐっすりと眠ることができるのでしょうか・・・
遊びたいアヒルと寝たいクマの2人のやり取りが楽しく、何度も読みたくなる絵本です。
クマと森のピアノ
こぐまのブラウンは森でピアノを見つけ、毎日弾いているうちにブラウンのピアノを聞きに、たくさんの熊たちが集まるようになりました。
そんなある日、ブラウンは街に出ることになります。街に出て大成功を収めたブラウンでしたが、夢を叶えたはずなのに何かが足りない。そこで森に帰ることにしたブラウンが見たのは、どんな景色だったのでしょう。
待っていてくれた友人たちのやさしさに心が温かくなります。今にも音が聞こえてきそうな素敵なピアノと熊たちの表情もとっても素敵ですよ♪
へっこぷっとたれた
きのこさんからはじまり、いろいろな誰かがへっこ(おなら)をぷっとたれていきます。
リズミカルなくりかえしの言葉とそれぞれの表情の変化に、ページをめくるたびに楽しさが溢れてくる絵本です。
だるまのへっこ、おばけのへっこ、それぞれのへっこの違いを感じるのが楽しいですよ♪
最後にはわらべうたとしてのリズムも載っているので参考にしてみてください。
きょうのおべんとうなんだろな
ぞうさんやぶたさん、うさぎさん、ねこさん・小さなぶたさん、みんながお弁当を食べます。「今日のお弁当なんだろな?」とみんなワクワク♪
お弁当に何が入っているのか想像する楽しさを味わいながら読んであげてください。この絵本を読むとお弁当を持って出かけたくなりますよ。
まあちゃんのながいかみ
まあちゃんの髪は短いおかっぱです。でもこれから伸ばすのです。長くなった髪で魚釣りをしたり、髪にくるまって布団にしたり、洗濯物だってほせちゃう!そんな想像を膨らませているまあちゃん。その話を聞いているはあちゃんとみいちゃんも、「それってとっても良いね」とうっとりしていました。まあちゃんの髪が早く伸びるといいですね。
この絵本、まあちゃんの想像のページはカラーで、それ以外は色がついていないんです。まあちゃんの想像がいかに楽しいものかを際立たせてくれています。
ちっちゃなサリーはみていたよ
クラスで一番小さいサリーは誰からも気づかれない。でも、小さいサリーは全部見ていたのです。誰かが誰かをいじめたり、悪口をいったりするのを。ある日サリーは、勇気を出してみんなに言いました。「みんな仲良くしよう!」と。するとみんな賛成の手を挙げてくれました。それからサリーの周りは少しずつ変わっていったのです。
正しいことを正しいと言う、簡単なようでとっても勇気のいることです。この絵本を読んで、子どもたちがそんなことを感じ取ってくれたらうれしいですね。
はっぱのおうち
さちが庭で遊んでいると、雨が降ってきました。さちははっぱの屋根のお家を作って雨宿りをします。そこには、カマキリやモンシロチョウ・コガネムシなどが次々に来て雨宿りしていきます。雨が止むまでの楽しいはっぱのおうちの時間。さちにとって特別な時間です。
雨の日も楽しく遊べそうなお話です。雨の日に読んであげてください。
サイモンは、ねこである。
「こんにちは。ぼくたち似てますね。」と言うサイモンは猫です。誰に言っているのかというと、ライオン・チーター・ピューマ・クロヒョウ・トラ。サイモンは、「ちっとも似ていない」と、みんなに大笑いされてしまいます。でも、よくよく考えると似ているところが多くて…。みんな「俺たちもしかして猫の仲間なのかも!?」と気づいて、みんなで大笑い!似ていないようで、共通点の多い、ネコ科の仲間なのでした。
この絵本を読んで動物園に行ってみるのも面白いですね。
はなちゃんのぼうし
はなちゃんの空色の帽子が、ある日風でとばされてしまいます。帽子は高く舞い上がり、どんどん風にとばされていきます。
最初に落ちたところは動物園。きりんさんの頭の上です。次にとばされていったのは、畑の中。大きなかぼちゃの頭の上です。そんな具合にどんどんとばされていった帽子は、最後には・・・。
はなちゃんの帽子は、どうなってしまうのでしょうか?
次はどこにとばされるのか、ページをめくるどきどきが子どもたちから伝わってきます。
おばあちゃんがおばあちゃんになった日
「おかあさんがおかあさんになった日」「おとうさんがおとうさんになった日」の長野ヒデ子さんの絵本です。
今度は、おばあちゃんのお話。生まれたばかりの赤ちゃんのお世話で大変なお母さんのお手伝いをしてくれるおばあちゃん。あこちゃんの幼稚園のお迎えに来てくれたり、おやつに大学いもを作ってくれたり、とっても頼りになるのが、おばあちゃん。
おばあちゃんは、最初の孫が生まれた時に初めておばあちゃんになるんだ!そんなことに気づいたあこちゃんでした。
やさいぎらいのガジガジ
パセリの種をまいたばかりのポットくん。ある日、ポットくんにドッスーンと、丸々としたあおむしのガジガジが落ちてきました。何か食べ物を探している様子。ダンゴムシやミミズに、おいしい物を食べさせてもらいますが、「まず~い」と満足できないようです。
いつのまにか静かになったガジガジ。なんと、ポットくんにつかまって、さなぎになっていたのです。ガジガジは、アゲハチョウになりました。
物語のすばらしさと、生き物や植物の生態を知ることもできる絵本です。
おこる
なんで人は怒るんだろう?寝坊して怒られた。植木鉢を割って怒られた。遅刻して怒られた。怒られるのは嫌だけど、だったら一人になってみたら・・・一人は寂しい・・・
けんちゃんはすぐ怒る。ぼくだって怒る時は怒る。なんで人は怒るんだろう?
人の感情の一つ、「怒る」。誰でも持っている感情だけど、怒った後は心がどんより。怒った時のことを思い出して、自分の気持ちをちょっと整理できる絵本です。子どもを思わず怒ってしまった後に読んであげるといいかも!?
かめくんのさんぽ
「ぞうくんのさんぽ」シリーズの新しいお話しです。今度はかめくんのおさんぽ。いつもの仲間のわにくん・かばくん・ぞうくんを散歩に誘いますが・・・
最後は、ちょっとだけ「ふふっ」と面白くて、なんだか楽しくなってしまうお話しです。繰り返し呼んであげたい絵本です。
もじもじこぶくん
こぶたのこぶくんは、とっても恥ずかしがり屋。アイスクリームを買いに行きます。アイスクリームのお店に着いたこぶくんは、下を向いてもじもじ、もじもじ。その間にサイやワニなど、いろいろな動物が先にアイスクリームを買っていきます。すると、こぶくんの耳に小さな小さな声が聞こえてきました。こぶくんよりもずっとずっと小さなアリがアイスクリームを買いにきたのでした。こぶくんはどうしたのでしょう?アイスクリームは買えたのでしょうか?
勇気を出すことの大切さ・自分よりも弱いものへのやさしさを教えてくれる絵本です。
きんぎょがにげた
きんぎょが金魚鉢から逃げ出しました。このきんぎょ、かくれるのがとっても上手。見開き1ページのどこかにきんぎょがかくれています。どこにいるのかな?親子で探してみましょう。
そして、最後はどこにたどり着くのでしょう?
オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ
「オニのサラリーマン」の、シリーズ第二弾。何と今回のオニのサラリーマンは、出雲に出張に行きます。日本中の神さまが出雲に集合する神さまサミットのため。出雲の玄関口稲佐の浜に神さまたちがぞくぞくと集まってきます。オニはその警備のお仕事。ありとあらゆる神さまが集まり、風神雷神までやってきて、神さまたちのお祭りが始まります。オニも一緒に踊りだします。
出張が終れば、えんまさまにボーナスがもらえるかも!?
まどをトントントン
ある日、ちえちゃんとお父さんが、夜、動物の絵本を読んでいました。アリクイのページを開くと・・・ドンドンと窓をたたく音がして、なんと本物のアリクイが部屋に入ってきたのです。その後も、クマやワニ、ページをめくるたびにその動物がやってきて、最後はオオカミのページです。オオカミがやってきたら大変!と窓のほうを見ると、窓の外にいたのは・・・?
ちえちゃんの絵本のページをめくるドキドキが伝わってくる絵本です。
いたずらっこのきたかぜさん
きたかぜさんが、こうえんに飛んできました。みんなの素敵な帽子がうらやましいきたかぜさんは、ピューっと、みんなの帽子を飛ばしてしまいます。飛ばした帽子を、木の枝や飛行機にかぶせたいたずらっこのきたかぜさん。みんなが寒がっているのを知って、あわてて帽子をかえしました。でも・・・
分かりやすい絵と文章で、軽快にお話が進んでいきます。寒い日に読んであげたい絵本です。
おしいれじいさん
ある家のひんやり暗いおしいれの中に、おしいれじいさんがこっそり住んでいます。もちろんこの家の人間はおしいれにまさかそんなものが住んでいるなんて知りません。人間に見つからないようにおしいれの中にごちゃごちゃ入っているもので遊んだり、本で調べ物をしたりしていました。
ある日、一本の長い棒を見つけました。それが何なのか本で調べてみると、つりざおという名前。どうやらおおものを捕まえる道具らしい。おしいれじいさんはさっそく使ってみることにします。いったいおしいれの中ではどんな物がつれるのかな?
この絵本を読んで、おしいれって、何が入っていたっけ?と、自分の家のおしいれを探ってみるのも楽しいかもしれません。
まゆとおおきなケーキ
「やまんばのむすめ、まゆのおはなし」シリーズです。
ある素敵な春の日。やまんばかあさんと娘のまゆは、お客さんを呼んで春のパーティーをひらくことにしました。やまんばかあさんがご馳走を作っている間に、まゆは春のケーキを作ることにしました。世界一でっかいケーキを作りたいまゆ。おひさまにケーキを焼いて貰おうとしますが、くもが邪魔をします。まゆはどうやって大きなケーキを焼いたのでしょうか?
春のパーティーで、みんなは大きなケーキを食べてまんぷく♪素敵なパーティーができました。
オニのサラリーマン
オニもお給料をもらって働いている!?この絵本に出てくるオニは、顔は真っ赤でつのもあるけど、スーツを着てお弁当を持って会社に出勤するサラリーマンなのです。普通のお父さんとちょっと違うのは、働いているのは地獄の血の池。上司はえんまさま。でも、仕事で失敗して上司に怒られたり、給料日前は家計が苦しいなど、どこにでもいそうなサラリーマンの姿です。
子どもが楽しむのはもちろん、お父さんも共感できる絵本です。ぜひ、お父さんのお膝の上で読み聞かせてあげてください。
バムとケロのおかいもの
子どもたちが大好きな、バムケロシリーズ。
今日は月に一度のお買い物の日。バムとケロとかいちゃんは、ワクワクしながら、市場に到着!八百屋さんや生地屋さん、他にも変わったお店がいっぱい!楽しくてたくさん買い物をした3人は、大満足です。
この絵本を読むと、お店でお買い物したくなること間違いなし!自分で品物を選んで買い物をする楽しさを知ることのできる絵本です。
もりのおふろ
森の奥でお風呂がわいています。最初にやってきたのはライオン。ライオンは身体を洗いました。そして次にぞう。次にワニ。と、どんどん森の動物たちがやってきて、丸いお風呂のまわりで背中を洗いっこ。最後は、みんなでお風呂へどぼーん!みんなで入るお風呂はとっても楽しい!お風呂が大好きな子も大嫌いな子も、楽しめる絵本です。
いっしょにあそばへん?
みんなが寝静まった夜です。なるおくんやとらこちゃんはぐっすり眠っています。そんな夜、カスタネットが動き出し、公園で演奏を始めました。そしてその音に誘われて、トライアングルやリコーダー・ピアノや大だいこまで、次々と公園に集まってきました。楽器たちの大演奏会。楽しく演奏していると、夜が明けてきてしまって・・・
私たちが寝てしまった後、本当にこんなことが起こっていたら、楽しい!と、想像力をかきたてる絵本です。親子でこの絵本を読んで、夜どんなことが起こるのか、想像してみるのも楽しいのではないでしょうか?
あらいぐまとねずみたち
あらいぐまの親子が住んでいます。あらいぐまはとっても利口で、豆やじゃがいもを作って収穫して暮らしています。そのあらいぐまの家にどろぼうが入りました。たくさんのねずみたちです。それを知ったあらいぐまの親子は怒りますが・・・。
生活力のあるあらいぐまと、それを教わるねずみたち。そして、最後にはねずみたちの恩返し。支え合って生きることのすばらしさと、やさしさが詰まった絵本です。
たくさんのねずみたちの表情もかわいくて、一匹ずつじっくり見たくなります♪
どうぶつしんちょうそくてい
今日は動物園の身長測定の日。うさぎやカンガルー・キリンなどが、順番に身長を測りますが、耳が邪魔だったり、ジャンプしてしまって測れなかったり、動物の身長測定はたいへん!
子どもたちも、どれだけ大きくなっているか毎回楽しみな身長測定。身近な題材のお話は、子どもたちの心をぐっとつかむことでしょう。
背が伸びているか、確かめたくなる絵本です♪
11ぴきのねこ
【チームワークって大切!と思える絵本】
11ぴきのねこがいました。ある日、11ぴきのねこは大きな魚を捕まえておなかいっぱい食べようと、湖にやってきました。いかだを作っていざ出発!大きな魚が出ました!出ました!でも、とっても手強くて歯が立ちません。11ぴきのねこはいろいろ考えます。さあ、11ぴきのねこは、どうやって大きな魚を捕まえるのでしょう?
「11ぴきのねこ」シリーズの第一弾。ぜひ、読んでおきたい一冊です。
しげちゃん
【自分の名前が大好きになる絵本】
生まれた全ての子どもに最初に与えられるのは、名前。両親やおじいちゃん・おばあちゃん、赤ちゃんの周りの大人が一生懸命考えて決めます。名前には、産まれてきた子どもへの希望が込められていたり、愛情の現われだったりします。
でも、それを知らない「しげちゃん」。自分の名前が嫌いです。男の子みたいでいやだなぁと。ある日、お母さんに名前を変えてくれるように頼みますが・・・。そこで初めて、自分の名前に込められた意味を知ります。その時「しげちゃん」は、どう思うのでしょうか?
女優の室井滋さんが自分のお話を書いた絵本です。この絵本を読んであげて、お子さんの名前の由来を話してあげてください。子どもたちは、自分のことがもっと大好きになるはずです。
もりのなか
【森の中にいるような気分になれる絵本】
ぼくが森へ散歩に出かけます。すると、いろいろな動物と出会い、あとからあとから、ぼくの散歩についてきました。ライオンやぞうにクマ、たくさんの動物と一緒に大行列で森の中を散歩し、かくれんぼやハンカチ落としなど、楽しく遊びます。
子どもたちがわくわくする動物や遊びがたくさん!ページをめくるたびに、お話しに引き込まれていくことでしょう。そして、この絵本は、全ページ白黒ですが、読み終わった後は、まるで本当に森の中にいたように、木々の緑や動物たちの色など、思い浮かべることができるでしょう。
大根はエライ
大根はエライ!「そんなことないってば」(大根が言っています笑)が表紙のこの絵本。普段はスポットライトをあびることの少ない大根が、実は素晴らしい食材であることが、描かれている絵本です。どんなお料理にも合い、どんな風に食べてもおいしい!でも、大根自身は全く目立たないから、この絵本で改めて大根の素晴らしさを知ることができるのです。
大根の種まきから始まり、育て収穫し、おでんにして食べる池上台幼稚園の子どもたちならば、ぜひ読んでおきたい絵本です。
この絵本は、2019年 日本絵本賞です。
もぐらはすごい
もぐらという生き物がいるということを知っている子は多いと思いますが、もぐらの生態を詳しく知っていたり、実際にもぐらを見たことのある子どもは少ないのではないでしょうか?
この絵本では、知られざるもぐらの生態を詳しく紹介し、もぐらを身近に感じることのできる絵本です。この絵本を読めば、もぐらを探したり、もぐら塚を見つけたりと、何気ない場所でも発見があるかもしれませんね。大人が読んでも「へ~~!」と、関心できること間違いなしです。ぜひ、お子さんと知らない世界へ出発してみましょう。
この絵本は、2019年 日本絵本賞大賞です!
おえどのおなら
いつの時代の誰であっても、人間ならおならをするものです。お江戸八百八長は、どこもかしこもおならだらけ!「プップッ」と鳴ったり、「ボワン」「ブオ~ン」などなど、人それぞれいろんなおならがあるものです。
これを読めば子どもたちは大爆笑!元気のない子・怒られて泣いている子・お友だちとけんかをしちゃった子、どんな子でもこれを読んであげれば、すぐに笑顔で大笑いしちゃいます。だって、子どもはこういうのが大好き!
ガラスのなかのくじら
くじらのウェンズデーは、水槽に住んでいます。水槽の中しか知りません。ある日ウェンズデーは、遠くに海を見ました。でも、初めて見る海。それがなんなのかも分からないけど、なんだか気になる。ウェンズデーは、思い切って高く高くジャンプしてみました。そして水槽を出て、ブルーの海に来たのです。
自分の周りがすべての子どもたち。少し視野を広げてみると、大きな世界が広がっているんだということを知ることができる絵本です。
4ひきのりっぱなこぐま
4ひきのこぐまと、おじいさんぐまのお話です。りっぱなくまというものは・・・と、おじいさんは一生懸命こぐま達に教えますが、なかなか上手くいきません。こぐま達は、それぞれ自分が楽しいと思うことをして、特技を見つけていきます。思い通りにならなくて、ついつい怒ってしまうおじいさんくまですが・・・。大人の思い通りにならないのが、子どもたち。そんな子どもたちを認めて受け入れることのできる大人でいたいと考えさせられる絵本です。
ねずみのおいしゃさま
ある雪の降る夜中に、ねずみのおいしゃさまに電話がかかってきました。りすのぼうやが熱を出してしまったので、すぐに来てほしいという電話。ねずみのおいしゃさまは、急いで準備をしてスクーターで出発しました。でも、すごい大雪でスクーターが動かなくなってしまいました。ねずみのおいしゃさまは、どうしたのでしょう?無事にりすのぼうやの熱は下がったのでしょうか?
暖かいお家が恋しくなる絵本です。
その気になった
その格好をしたら、その気になるってこと、大人になってもありますよね?いろいろな格好をしてその気になって遊ぶ子どもは、とっても想像力豊かな子だと思います。そんな子どもは成長したらどんな大人になるんでしょう。将来がとっても楽しみ♪子どもの頃から、たくさんイメージする力を育むことの大切さを教えてくれる絵本です。
うみやまがっせん
おさるが山から下りてきて、「さあ、海の魚をつるぞ!」と、釣りを始めました。「おまえなんかに、釣られてたまるか!」と、大きなたこが海から引っ張ります。その後も、山からはウサギ・たぬき・くま・・・海からは、たい・ひらめ・まぐろ・・・と、次々と参戦して、竿と釣り糸を引っ張り合います。さあ、この勝負、どうなるのでしょうか?最後には、かにが出てきて・・・・
いろいろな生き物が合戦をする楽しいお話です♪
とうさん かあさん
おとうさんとおかあさんにも、子どもの頃があったの!?と、子どもたちは、おとうさんとおかあさんは始めからおとうさんとおかあさんだと思っていますよね。この絵本では、おとうさんおかあさんの子どもの頃のことやどんな風に大きくなったのかを子どもたちが知ることのできる絵本です。
この絵本を読んであげた後は、おとうさんおかあさんの小さかった時の話しをしてあげてはいかがでしょうか?きっと、その話は、子どもたちの心に残るはずです。
おなじそらのしたで
「ぼくたちはみんなおなじそらのしたでいきている ここでも とおくでも」
絵本のページをめくると、必ず空に穴が空いていて次のページの空とつながっています。それぞれのページにはねこの家族・ライオンの親子・ペンギンのカップル。どこにいても、空はひとつ。み~んなつながっています。当たり前だけど、あらためてそのことに気づかせてくれる絵本です。
バルバルさん
バルバルさんは、青い屋根のちいさなとこやさんで、楽しく働いています。その日一日は、いつもと違うお客さんがたくさんきました。ライオンやワニやヒツジがやってきて、難しいオーダーをしますが、バルバルさんは、どのお客さんにも満足してもらえるように一生懸命です。
なぜ、こんなに変わったお客さんがたくさんくるのかな?と思ったら・・・な~んだ!そういうことだったのね!
次はどんなお客さんが来るんだろう?と、話の続きが楽しみでワクワクするお話です。
いもうとのにゅういん
あさえには妹のあやちゃんがいます。あやちゃんは、いつもあさえのお人形をほしがっています。ある日、幼稚園から帰ると、あやちゃんがぐったりしていてお母さんと病院に行ってしまいました。その後、あやちゃんが入院すると聞いて、あさえはびっくり!あやちゃんが喜ぶお見舞いをいろいろ考えます。あやちゃんは元気になるのでしょうか?そして、あさえはどんなお見舞いを持っていったのかな?
「あさえとちいさいいもうと」の続編です。少し大きく成長したあさえとあやちゃんに注目して読んでみてください。
まゆとりゅう
北のお山のてっぺんの3本杉の木の下に、せいたかのっぽのやまんばと、その娘のまゆという女の子が住んでいました。
ある冬の朝、「今日はお客様が来るよ!」と聞いたまゆは、いつもよりちょっとおめかしをして、お客様を待っていました。
空の上からドンゴロンゴロンと音がしたかと思うと、やってきたお客様は、なんとりゅうの親子!
それから、りゅうの親子とやまんばの親子で、何をしたのでしょう?
寒さ厳しい冬から、春へ、季節の移り変わりを感じる絵本です。
きょうりゅうオーディション
ブラキオサウルスにトリケラトプス、プテラノドンにプシッタコサウルス、そして、なんといっても、ティラノサウルス。たくさんの恐竜が登場します。それぞれのページには、その恐竜の大きさや特徴などが載っていて、お話絵本ですが、まるで図鑑のような絵本。
恐竜たちが集まって、お芝居のオーディションを受けます。みんな得意なことを披露しますが、誰がお芝居に出られるのかな?
恐竜好きの子どもたちには、たまらない一冊です。
ひとりぼっちのライオン
あるところに、さびしがりやのライオンがいました。ライオンは、ともだちを探しに出かけました。
いろいろな動物に会います。その動物のまねをしたり、にっこり笑ってみたりして、なんとか仲良くなろうと頑張りますが・・・
ともだちと仲良くなった時のうれしさを、思い出せる絵本です。そして、ともだちを大切にしたくなりますよ♪
ぽちっとあかいおともだち
真っ白な雪の中に、しろくまの子どもミキは、ぽちっと赤いものを見つけました。「あれはなんだろう?」と、近くまで走っていくと・・・。
ミキは、ぽちっと赤いおともだちと雪の中で楽しく遊びました。
すると、ぽっちと赤いおともだちのママが来て、うれしそうにくっつきました。それを見たミキは、自分のママを探します。ミキのママはどこにいるのでしょう?
ママにぎゅーっとしてもらいたくなる絵本です。
わたしのおふねマギーB
あるばん、マーガレットは「おふねで思いっきり海を走りたいの」と、お星様にお願いしました。目が覚めると、願いがかなって、弟のジェームスと舟の中にいるのでした。
自分の舟が嬉しいマーガレット。船室を掃除したり、お料理したり、ジェームスのお世話をしたり、大忙しです。そんな時、嵐がやってきました。マーガレットは舟を守るのに大活躍!
ほっとしたところで、マーガレットの一日は終るのでした。
どんな子どもにも、夢があります。そんな夢がかなったお話です♪
山のとしょかん
山に住んでいるさみしいおばあさん。むかし子どもたちに読んであげた絵本がおしいれからでてきました。その日から、夜になると男の子が毎晩絵本を読んでもらいにおばあさんの家にやってきます。「どこの子かしら?」と、ある日男の子についていくと…なんと!
絵本を読んでもらう幸せな気持ちと、次の日のお話はなんだろう?というワクワクした気持ちを一緒に味わうことのできる絵本です。
おしいれのぼうけん
子どもたちの身近にある、友だちとのけんかから、大冒険が始まります!真っ暗なおしいれ・ねずみばあさん。怖いことがたくさんあるけど、友だちと一緒なら大丈夫!友だちの大切さと、冒険のワクワクを届けてくれる絵本です。
わくせいキャベジ動物図鑑
わくせいキャベジにすんでいる動物たちを学べる図鑑です。
わくせいキャベジについては、その多くがまだ謎に包まれています。
一部をご紹介しましょう。
『ウマパラガス』草原に住み、一日にたくさんの草を食べる。
『クマネギ』茶色く大きな体で、表面の皮はとてもうすい。皮がむけると、その下は白い。
はるか彼方のわくせいキャベジについて、みなさんも思いをめぐらせてみてください。
もう ぬげない
ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって、もうどのくらいたったのかしら。
おもしろいフレーズから始まるこの絵本。
自分の身に起きる『事件』をおもしろおかしく、またそれを前向きに捉えていく主人公。
ポジティブに事件解決だ!!。子ども目線での出来事を、子ども目線で考えさせてくれ、楽しませてくれる絵本です。
でも、最後の結末は、「あっ、やっぱり・・・。」
そらの100かいだてのいえ
ある日、ツピという名前のシジュウカラが、ひまわりの種をみつけます。お腹が減っていたけれど、一つ食べるよりはたくさん食べたい。
ツピはひまわりの種を育てる事にしました。だけどどこに植えていいのか分からず困っていると・・・。ツピのひまわりの種を作る作戦は上手くいくかな?
100かいだてのいえ
ある日トチくんに手紙が届きます。「ぼくは100かいだての てっぺんに住んでいます。あそびにきてください」
さぁトチくんの大冒険の始まり始まり~。100かいだての家は、色々な動物たちのおうちが繋がって出来た家。てっぺんには誰がすんでいるのかな?
ページを開く度にドキドキが止まらない絵本です。
くいしんぼうのクジラ
くいしんぼうなクジラ。いただきますが大好きで、ごちそうさまが大嫌い。くじらはなんでも、どんどん食べる。海の中のもの全部食べ、川を上り川のものを全部食べ、挙句の果てに陸の上までクジラが♪
陸の上のものを全部吸い込んで満足なクジラ。さぁ家に帰ろうとした時に・・・。ダイナミックな絵の中に、細かく書かれた食べ物たち。次はなんだろうと、心がワクワクする絵本!
きょうはそらにまるいつき
赤ちゃんが空をみています。きょうはそらに まるいつき。
女の子がバスでかえります。きょうはそらに まるいつき。
みんなのよるに それぞれのよるに ごほうびのようなおつきさま。
温かみのある素敵な言葉。一日の終わりに、全ての人をゆっくりと、またいつもと変わらず迎えてくれる。そんな素敵なおつきさま。お子様とゆっくりと読んでください。平成29年度日本絵本大賞作品。
ふしぎなキャンディーやさん
ブタくんが森の中を歩いていると不思議なキャンディー屋さんがありました。「このキャンディーをなめると不思議なことが起こるよ。」黄色をなめると力持ちに!青をなめるとライオンの声!他にもたくさんの色がある♪キャンディーを4つ買って、さぁブタくんのいたずらの始まり始まり〜。子どもの創造を膨らませる事ができる一冊。
ぼちぼちいこか
かばくんが自分の未来を夢みて、いろいろな事に挑戦します。
消防士に船乗りパイロットやバレリーナ!しかし、かばくんは、かばくん。体重も重いしそこまで器用じゃない。
おもしろい失敗の仕方をしてしまいます。「どないしたら ええのんやろ?」かばくん色々考えて一言!
「ま、ぼちぼちいこか」ぜひ読んでみてください。
おへそのあな
おへそのあなから みえるみえる。お母さんのお腹の中から、赤ちゃんが様子を伺っています。「あっお兄ちゃんだ!なにしてるのかなぁ?みてみてロボットを作ったよ。産まれてくるあかちゃんにあげるんだ」
あかちゃんがお腹の中にいる時にこのように感じてくれていて欲しいと思える感動の一冊。
にじ
♪庭〜のシャベルが〜 い〜ちに〜ち濡れて〜 あ〜めが〜あがって〜 く〜しゃみを ひとつ〜♪
幼稚園でよく歌われる新沢としひこさんの歌。そのうたの世界観が伝わってくる絵本です。お子さんと口ずさみながら、見ていただきたい絵本です。
おひめさまはねむりたくないけれど
なかなか寝付かないお姫様と、その様子をそっとやさしい眼差しで見守る両親。あたたかな家族のつながりを、やわらかい言葉と、芸術的な美しい絵で伝えます。寝る前に読めば、みんなが幸せな気持ちになれるかも?
とべ バッタ
あるしげみに、バッタが一匹隠れていた。バッタは、いろいろな動物や虫から狙われていた。毎日毎日、怯えて暮らす毎日。そんな暮らしが嫌になり、バッタは決意する。飛び立とうと!虫や動物を蹴散らし、荒地を越え空高くまで・・・。人それぞれ教わることや、感じることが違う絵本。
セイウチくんをさがせ!
皆の人気者セイウチくんがなんと動物園から逃げ出しました。セイウチくんは街の中の物や人になりきって隠れています。あなたはセイウチくんを見つける事はできるでしょうか?
文字が一切なく、絵だけでストーリーを考える絵本ですが、楽しくまた内容も分かりやすいので、とても楽しめる一冊となっています。
30000このすいか
山に囲まれた広い畑に30000個のすいかがのんびりとくらしていました。ある時カラスたちが言いました。「可愛そうに。この子たちは食べられてしまうなんて ちっとも知らないよカーカー」と。
『わたしたち食べられちゃうんだ!!!!』『ここにいたら大変だ!逃げ出そう』さぁ30000個のすいか達の、冒険が始まるよ!!
28年度絵本大賞作品!!
はっきょいどーん
皆んなのヒーロー明の海関!優勝が懸かった大一番!相手は最強横綱ぶるどう山!みあってみあって、はっきょーーい、どん!!!!!!!
この絵本は言葉ではなく、絵から力強さ・勇気・根性・努力が伝わってきます。見ているこちらも「頑張れ!頑張れ!明の海!!」と応援したくなってきて、相撲が取りたくなっちゃう一冊。
ふたつのいちご
おかあさんがケーキを作ってくれました。しかし家族の全員分のいちごがありません。そこでかすみちゃんは、『いちごを探してくる』とコートをきてポケットにハンカチをいれ、靴をはいて出かけました。ところが、前にいちごが生っていたところには、枯れた葉っぱがあるだけでした。ちょうどその時にうさぎに子どもが・・・。林あきこさんの温かい絵、細かい描写を楽しんでみては?
フワフワさんはけいとやさん
第19回の絵本大賞の「今日はマラカスの日」のスピンオフ作品です。
クネクネさんのお友達のふわふわさんが今度は主人公!皆に喜ばれる毛糸のパンツや帽子を作ります。ゆったりとした物語の展開の中に、ふわふわさんのあったかい心づかい。みているこちらまで心がほっこりしてきます。是非お子さまとゆったりした時間の中でお楽しみください。
どうぞのいす
うさぎさんがつくったちいさないす。そのいすを皆が大好きな大きな木下に置きました。『どうぞのいす』という看板をつけて。そこに荷物をもったロバがやってきて、どうぞのいすに荷物を置いてお昼寝をしちゃいました。どうぞのいすにはロバの荷物のどんぐりが・・・。看板には、どうぞのいすという文字。そこに熊さんがやってきました。さてさてどうなるのかな?
999ひきのきょうだい
はるです。かえるのお母さんが田んぼに999匹のたまごを産みました。田んぼの水がぬるんできたころ、たまごからおたまじゃくしが産まれました。あれあれ?ひとつだけたまごのままで残ってる・・・。よーく聞くと「グースーピー」まだまだゆっくり寝ています。皆がおたまじゃくしになっても、まだまだグースーピー。皆に手が生えてきてもグースーピー・・・。「いいかげんにおきなさぁーーい。」さぁ999匹の兄弟の冒険の始まり始まり~。
ふしぎなともだち
ぼくはおおたゆうすけ。2年生の冬休みにこのしまへ引っ越してきた。
始業式。体育館のろくぼくにのぼって『冷蔵庫 勝手にあけたら あかん』と独り言を言っている子にびっくりした。だれも気にしていないことにもびっくりした。その子はみんなからやっくんとよばれていた。
このお話は、自閉症をもつやっくんと僕のお話。やっくんとの関わりを通して人との心の繋がりを教えて貰える一冊です。27年度絵本大賞。
エステバンとカブトムシ
ある日の午後。エステバンはカブトムシを見つけた。何も言わずに、靴を脱ぎ、それを手に持ち、ぐっとふりあげた。そのときエステバンは考えた。『このカブトムシはどこへいくんだろう?どこにむかって?どこまで?』気にしだし始めたら、とまらない。地面に顔をくっつけて、ゆっくりカブトムシをみてみた・・・。いつもと同じように行動するのではなく、たまにはふと足をとめ、『理由』を考えてみるのもいいかも?
ジャーニー
女の子とまほうのマーカー
ある日、女の子が暇をもてあましています。家族はだれも相手をしてくれません。部屋に戻ると一本の赤いマーカーが。どこかへ行きたい!という心から、壁にドアを書き、そのドアを開けるとそこは今までに見たことのない素敵な世界が広がっています。さぁ冒険の始まりです。この絵本は文字がありません。しかし絵から表情や気持ち、緻密に計算された風景等、様々な物が伝わってきます。さぁ子どもと一緒に冒険へ!!
ほうれんそうはないています
ぼくはほうれんそうです。ゆでておひたしに。バターといためてしょうゆをたらり。でもぼくはたべてもらえません。最初この絵本を読んだ時、途中まで何の事だろうとおもっていました。しかし、呼んでいく中で、意味が伝わりました。日本で起きた事、これからの未来へ投げかけたメッセージ。気持ちが風化してしまわないように、子どもたちに伝えていかなくてはいけないと思いました。
うそ
うそをつくのはいけないことだけど、うそをつかない人なんているのかなぁ?良く思われたい時・怒られたくない時・嫌われたくない時・悲しませたくない時・本当らしくみせたい時 何かを 守りたいとき 人は嘘をつく。嘘ってなんだろう。人ってなんだろう。子どもにむけた哲学書のような絵本です。
そうちゃんはおこってるんだもん
おかあさんがお出かけしていない時に、お父さんとそうちゃんと妹のなっちゃんのやりとりが描かれています。兄弟がいて、下の子を優先してしまう事はないでしょうか?そんな一日を、お兄ちゃんの視点から描いた作品。お兄ちゃんだからといって、色々な事ができるようになったって、子どもなんです。甘えたいときや、悔しいときもあります。そんな時は…。
お父さんお母さんに是非とも読んでいただきたい絵本です。
おっとあぶないかわのなか
ある島で、草原の王ライオンが親子で釣りをしています。そこに森の王のゴリラの親子がやってきました。二人の王は自分たちが一番すごい!と、自慢や競争を始めます。しかしその時、大雨が降り二人ともピンチに!困ったときまでお互いの足を引っ張る二人。しかし絶体絶命になると二人が力を合わして・・・。人間のおもしろい性が上手に描かれている絵本です。
あんなになかよしだったのに
こぐまのだいとちいは、とってもなかよし。いつもふたりであそんでいます。遊びに関しては、だいの方が何でも得意。だいはついついちいに文句を言ってしまいます。「よわむしだなぁ」「へただなぁ」「もうちいとは遊ばない」。ちいはショックを受け、次の日からだいとは遊びに行かなくなりました。残されただいは色々な事を考えます.果たしてだいはどうやって仲直りをするのか?言葉の大切さ・友達の大切さを学べる絵本です。
デイビッドがやっちゃった!
前回紹介した「だめよ デイビッド」の続編です。今回はデイビッドが喋る側にまわります。ママのいう「だめよ」は、「危ない目に合わないで」「立派な大人になって欲しい」という言葉の裏返し。その言葉の本当の意味は「愛しているわ」だと思います。今回言い訳しているデイビッドは、本当は「僕、失敗したくないんだ」という事なのかも??
はじめてのおつかい
『みいちゃん 一人で おつかい できるかしら?』
「うん!みいちゃん、もう いつつだもん」
そこから始まる、みいちゃんの冒険。自転車を飛ばす人やともだちのともちゃん。長い坂や、声をかき消す車。さまざまな物がみいちゃんを遮ります。子ども目線でみる、景色や大人たち。果たしておつかいの結果は?
林明子さんの温かい描写に包まれてください。
おおやまさん
このおじさんはだれしょう?泥棒?おまわりさん?正解は幼稚園のバスの運転手さんです。いつも恐い顔をしていて、めったに喋る事もありません。喋ると言えば、『右よし、左よし』だけ。そんなある日僕は見てしまったのです、おおやまさんが笑っている所を・・・。
子どもたちの目線で、子どもたちが気づいた運転手さんの、優しさと温かさと厳しさ。『プロ』なおおやまさんに心が温かくなります。
はしれ、トト
トトはわたしの大事なぬいぐるみ。ある日、おじいちゃんに連れられて競馬場に出かけたら、トトそっくりの馬がいた・・・。おじいちゃんと一緒にいった大人たちの競馬場を、子ども目線で捉えている絵本です。子どもが感じる部分を鮮やかな色で表したり、嫌いな部分を白黒で表したりとダイナミックな画法で描かれています。子どもの頃の感覚が戻ってくるようでした。
あんちゃん
この絵本は本当にあった事をもとに描かれたそうです。作者は長い間地域の子どもたちと、ソフトボールやドッジボールをする事に関わっていました。その中で色々な子たちが卒業していったそうです。その中にいた「りょうき」は視野が徐々に狭くなる病気を持っていました。その子の事を弟目線で描いています。彼はその後、理学療法士を目指し、勉強をしスポーツ活動も続けているそうです。強く生きる事の素晴らしさを学びました。
きょうはマラカスのひ
マラカスをしってますか?の一言で始まる世界。今までに見たことのない感触の絵本です。クネクネさん、フワフワさん、パーマさんがマラカスの発表会を行ないます。発表会では、軽快なリズムが描かれており、子どもたちに読むと踊りだしてしまうかも?本を読んでる最中は笑顔に絵本を読み終えたときには、心の中からホッと温かくなります。この本は、銅版画に色をつけて描かれています。本年度の絵本大賞です。
カエルのおでかけ
物語の主人公はカエル。カエル視点で物事が進んでいきます。普通明日の天気は「雨」と聞くと、気分が少し滅入ってしまいますが、カエルは「やったーいい天気だ!」。外に行くのも傘なんていらない。服だって着たくなーい。時間が経ち、雨がやんでしまうと・・・。絵の質感や色彩がおもしろく、どんどんページを捲りたくなる素敵なお話。
もりのかくれんぼう
遊んだ帰り道に、けいこはつまらなさそうに歩いています。「よーいどん」の合図でお兄ちゃんが勝手に走り出しました。後を追っかけていくと生垣の中へ。そこを抜けると見たこともない大きな森の入り口に・・・。
昔からある絵本で、かくれんぼをしていたあの頃を思い出します。子どもたちには、かくれんぼのドキドキする気持ちや楽しさが伝わるかも?
はぶじゃぶじゃん
「ぼくの名前は、はぶじゃぶじゃん。只今魔法の修行中。まほうの呪文もはぶじゃぶじゃん。きょうの修行はまっくろくもを追い返すこと。」から始まる、軽快な物語です。魔法を唱えると、追い返すどころかどんどんたいへんなことに。
まけるなはぶじゃぶじゃん!頑張れはぶじゃぶじゃん!!
ともだちできたよ
ともだちがいないうさぎ。いつもひとりで池のほとりにいます。「だれかともだちになってくれないかなー」。つぎの日、うさぎのもとに手紙が届きます。「おれと ともだちに ならないか っぱより」・・・。
うさぎは、「っぱ」をさがしにいきます。さて「っぱ」とはだれのことでしょう??
もりのおくのおちゃかいへ
キッコちゃんは、おとうさんが忘れていったケーキを、届けに行くため森の中へ入っていきます。お父さんの背中をみつけ、そのままついていくと、実はお父さんではなく、くまでした!しかもなんとそこは動物たちが開いていたお茶会の会場。動物たちは喜んでキッコちゃんを迎えてくれました。 この絵本は全体に白黒で、伝えたい所だけ色が塗られています。作者の心と、温かさが伝わる日本絵本賞 大賞作品です。
くれよんのくろくん
新品のくれよんたち。色んな色のくれよんたちが真っ白なキャンパスに絵を描き始めます。しかし黒い色のくろくんだけ仲間はずれ。落ち込んでいると、皆が喧嘩をはじめちゃった。「僕の色がみえないじゃないか」「わたしのうえに書かないで」。それを見たくろくんは、絵を全部黒で塗りつぶして・・・。皆それぞれ光るものがある。いい所を見つけて伸ばすことが大事と教えられます。
ふしぎなタネやさん
あるひブタくんが、もりの中を歩いていると不思議なタネやさんがありました。タネやさんのおじさんはブタくんに、色々なタネを見せてくれます。白いタネ・わっかのタネ・ふわふわのタネ他にもいっぱい。さぁ一緒に呪文を唱えましょう。「ネタ ネタ ロデネタ〜 ネタ ネタ ロデネタネタ〜」 さぁいったいどんな樹が育つかな?
せんたくかあちゃん
せんたく大好きなかあちゃん。晴れた良い天気の日は何でもせんたくしてしまう。子どもも犬もネコも食べ物だって、家にあるものはぜ〜んぶせんたく。空から落ちてきたカミナリさまだってなんのその。せんたくばさみでしっかりとめて、しわをのばしてピンピンピン。かあちゃんにかかれば、ほら、何でもこの通り。お子様と一緒にゆっくりみてあげてください。
きりんいす
せんたく大好きなかあちゃん。晴れた良い天気の日は何でもせんたくしてしまう。子どもも犬もネコも食べ物だって、家にあるものはぜ〜んぶせんたく。空から落ちてきたカミナリさまだってなんのその。せんたくばさみでしっかりとめて、しわをのばしてピンピンピン。かあちゃんにかかれば、ほら、何でもこの通り。お子様と一緒にゆっくりみてあげてください。
ぼくのふとんはうみでできている
ぼくのふとんはうみでできている。波の音でぐうぐうぐう。ぼくのふとんはねこでできている。ねこのふとんをこねこね。ぼくのふとんはパンでできている。パンのふとんをむしゃむしゃ・・・。夜の夢と朝の目覚めのいったりきたりが楽しい“ふとん”。
てつぞうはね
ミロコマチコさんがかっていたねこの“てつぞう”。てつぞうとの思い出を、温かな言葉とかわいらしい絵で表現しています。てつぞうの一つ一つの行動が、ミロコマチコさんの日々の生活の中に繋がっていて、全てを受け止め、大事な家族の一人として共に生活していたのが伝わってきます。
ミロコマチコさんの感性と優しさがとても近くに感じられ心が“ほっこり”。
てんごくのおとうちゃん
てんごくのおとうちゃんへの手紙。拙い記憶をたよりに思い出す、おとうちゃんとの出来事。どれもこれも、おとうちゃんへの愛に溢れています。もっとおとうちゃんと遊びたかったなあ・・・。もっとおとうちゃんに怒られたかったなあ・・・。読むたびにギュッと心を掴まれ、目頭が熱くなるそんな『手紙』です。
おじいちゃんのごくらくごくらく
おじいちゃんと過ごす毎日。幼稚園の送迎・遊び・お風呂、何から何までおじいちゃんと一緒。おじいちゃんと過ごす一つ一つが僕の宝物。中でも、『ごくらくごくらく』という言葉が、僕のお気に入り。ある日おじいちゃんと温泉に行く約束をした。とっても楽しみにしていたけれど・・・。家族の大切さを知り、家族を大事にできる子に!
きょうはなんのひ?
記念日を覚えていますか?生活をしていく中で、忘れ去られてしまう事もある記念日。自分の子どもがその記念日を覚えていて、色々な仕掛けをしながら、精一杯お祝いしようとしてくれます。林 明子さんの独特のタッチの絵の中で、温かさと優しさを感じることができます。
ぼくのトイレ
朝のトイレ。お父さんが並んで、お兄ちゃんが並んで、僕も並ぶ。毎日同じトイレ。そのトイレがいつもと違ったら・・・。ふにゃふにゃトイレ、ルーレットイレ、図書館トイレに50メートルトイレ。でも一番楽しそうなのは、トイレットコースター!どんな冒険が始まるかな??
だめよ、デイビッド!
デイビッドのママは、いっつもいう『だめよ、デイビッド!』って。
何をするにしても、いたずらばっかなデイビッド。その度にお母さんに叱られちゃう。でも全然気にしない♪だけど本当に悪いことをしたら・・・。最後の1ページに全ての意味がこめられた作品。
あらまっ!
男の子名前はパトリック。ある日一人でおばあちゃんの家へ泊まりにいった。おばあちゃんは、パトリックを寝かせようと一生懸命だが、パトリックは言い訳を言いながら、のらりくらりと逃げていく。その度のおばあちゃんの声が『あらまっ』。どんどん変わっていくおばあちゃんの声が面白い作品。
ものすごくおおきなプリンのうえで
ものすごくおおきなプリンのうえで、なわとびしたらどうなるかな?
ものすごくおおきなアイスのうえで、なわとびしたら・・・。子どもたちが一度は夢見る光景。大きな大きな食べ物の上で遊べたらな・・・という子どもの気持ちが絵本の中に描かれています。
おふろだいすき
自分が小さかった時のお風呂。いつも同じおもちゃを持って入り、とても大きく感じたのを思い出します。
自分の家のお風呂に、ゆっくりな亀や、いつも競争している双子のペンギン。シャボン玉で遊ぶアシカに、すこし偉そうなカバが出てきて、最後にはクジラまで!!こんなお風呂があったらいいなと思わせてくれます。
お風呂上りはお母さんが気持ちいいタオルを持ってまっていてくれる。お風呂が大好きになる絵本です。
へちまのへーたろー
ある日、子どもがへちまを見て「きゅうり」と呼びます。へちまのへーたろーはきゅうりに間違われないように、もりもりファイトを燃やして、その子どもを見返そうとします。ですがやればやるほど逆効果。どんどんへんな呼ばれ方をされてしまいます。
子どもとへーたろーのやりとりがとてもおもしろい一冊。
オオカミがとぶひ
幼い頃に感じた『嵐の夜』。風がビュービュー吹き、雷がゴロゴロなり、雨がザーザー降る。夜がきて星空がでて眠りにつく・・・。幼い時に感じた“その時”を、動物を使いダイナミックに表しています。読めば読むほど引き込まれ、子どもたちの感じている世界に戻れる気がします。
本年度 絵本大賞の作品です。
しろくまのパンツ
パンツがなくなっちゃったしろくまさん。仲良しのねずみくんといっしょにパンツを探しにいきます。この絵本は子どもたちが喜ぶ仕掛け絵本になっていて、パンツの形と色で動物を探します。しましまパンツに、へんてこりんな水玉、さかさまに、にんじんと・・・。さて、しろくまさんのパンツはみつかるかな。
わかがえりの水